皆さん、こんにちは。
昨夜は、危惧するべきデータが生じた為、警報を出しました。
素人の癖に警報だなんてとお叱りもありましょうが、あくまでも私個人の思い付きですので、皆さんには、様々なブログ・サイト・データを参照する上での指標の一つ程度におくみ取り頂ければと思います。
あと、警報通りに発震があってほしいなどと言う発想は、毛頭ありません。
昨日も申し上げました通り、公的拘束力の無い素人な上に、予測の精度で何か待遇が変わる訳も無く、むしろ心底予測が徒労に終わる事を切に願っている次第です。
今迄のブログをちゃんとお読み頂けていた読者さんならお判り頂けると思います。
さぁ、余談はこの位にして、現在の状況にいきましょう。
昨日は、駆け足の更新しか出来ず、大変失礼致しました。
冒頭は、昨日載せるべきでした写真からです。
この写真は、18日の夕方、川崎北部から南南東つまり東京湾方面を写した物です。
川崎からだとその先は茨城沖となります。
私の観察では、帯状断層雲と見ました。
この時、北西方面には虹彩雲の様なものもありました。
完全な事後論になりますが、ご承知の通り、この約20時間後に茨城北西部でM5超震度5弱の発震がありました。
そして、本日三軒茶屋付近から南南西方面の写真です。
しゃんぷーママさんからご提供頂きました。
この雲は、私も確認しましたが、この後どんどん大きくしっかりとしたものになりました。
放射状・レンズ状・竜巻状等、地震との因果関係を指摘される雲は多種あるようですが、私は上記の帯状断層雲
が最も有効なデータであると思っております。
夕方までにもう一度観察して、経過をお伝え出来ればと思っています。
さて、話は変わりますが、昨日Twitter上でも大きく話題となりました、千葉香取電波観測のデータ欠損についてお話します。
結論から言えば、朝7時の段階で復旧しております。
(SCさん作成グラフより)
行徳プロジェクト多点観測網<18> 千葉香取観測点(協力観測サイト) の原始データでも7時以前は欠損しているので、恐らく機器異常では無いかと思います。
しかし、以下の協力サイトのグラフだと別の見方も出来そうですので、念のため保留としたいと思っております。
(川崎多摩区 ◆146pPW88o2さん 作成グラフより)
そして、一昨日申し上げました太陽活動と地磁気・地電流が、地震発生とどう関わっているかと言う話を続けます。
昨日からの太陽フレアは、Cクラスが一度発生したものの、依然低調な活動を続けています。
一方、その間にも、CME(コロナホール)・プロミネンスは発生しており、その影響が断続的に到達しています。
これらは、時折南向きの磁場を強めたり、磁場を乱れさせたり、オーロラ活動を活発にさせたりしています。
合わせて、HAARPや気象庁地磁気・地電流にも乱れを起こさせております。
しかし、関連する以下の観測データの整合性を見ていくと、若干の矛盾が生じてきます。
(観察要点)
世界中の地磁気
太陽風
プラズマ到達
太陽磁場
気象庁柿岡地磁気
気象庁女満別地磁気
気象庁鹿屋地磁気
千葉八街地磁気
気象庁柿岡地電流
GOES衛星磁気モニター
HAARP磁気モニター
ETS-8磁気モニター
昭和基地磁気モニター
B-SAT磁気モニター
これらを見ていくと、CME由来と思われる磁場の乱れが到達したタイミングで、一様に変動している事が伺えますが、日本の地磁気・地電流においては、必ずしもそれだけとは思えないふしがあります。
以下は、UTC2012年2月19日24時間のデータです。
HAARP磁気モニターより
柿岡地電流より
京都大学AE指数より
おおかたの反応はどのグラフも一致している(地磁気と地電流は相対反応)様に見えます。
しかし、地電流の局所的にある強い反応域が気になります。
予てから申し上げている通り、磁場の乱れは地殻の動きを活発化させる可能性があると思います。
その磁場の乱れが強くなるにつれて、プラス又はマイナスにピキーンとブレが出ているんです。
(もう少し判りやすいデータもあったのですが、直近のがよりリアリティーがあると思いますので、この日時に致しました。)
これらは非常に微妙な反応ですが、通常、地中を通電する電気が、突然大きくなったり小さくなったりするには、太陽による磁場が直接影響するか降雨・落雷以外では、地殻の圧縮・崩壊による抵抗の増減か、放出される電磁波以外に説明がつきません。
この微小な乱れを読み取る事が、非常に重要であると考えます。
ココまでの寄稿は午前中でした。
現在の状況から続けます。
次のコロナホールの影響でしょうか、今は太陽風が早くなっており、磁場も乱れ始めております。
前述例の通り、気象庁各地磁気及び柿岡地電流にも乱れが生じております。
つまり、地殻活動へのトリガーがひかれた事になります。
今後、地磁気やHAARP・衛星磁気モニターと符合しない地電流の乱れが、即ち地殻の大きな動きと考えます。
現在、地電流の反応は、緩やかで大きなものはありますが、磁気の乱れに符合しない単発的な反応は無いと思います。
但し、このデータは、突然生じる場合が常でありますので、じゃあ今日は安心だと言うのは早合点です。
また、昨日欠損した千葉香取電波観測ですが、現在は以下の通りです。
600mVレベルのAVGノイズが、入ったり収束したりを繰返しています。
これは、個人的ではありますが、非常に危惧すべきデータだと思っています。
こちらのが判りやすいかな。
伝播が発生したり無くなったり、まるでズズズッと動く地殻の様に現れています。
現在、AE指数やGOES衛星磁気、HAARP及び気象庁地磁気・地電流に、比較的強めの影響が出ています。
先ほども申し上げました様に、地殻が動く条件が整っています。
上記の電波観測の単発的で大きな乱れを考え、今しばらくの注意が必要であると考えます。
地域については、一昨日・その前と過去に申し上げました内容と変わっておりませんので、そちらを参照頂ければと思っております。
最後に、冒頭申し上げました雲の続報です。
川崎北部より東京湾茨城方面に以下の様な、帯状断層雲が出ております。
また、少し前になりますが、世田谷区三軒茶屋キャロットタワー26階から東京湾方面です。
それでは。。。。
その前に、以前もお話ししたかと思いますが、ブログを作成していて、どうしても集中力を阻害される日があります。
あくまでも感覚的な要素ですが、私の中では、これも何らかのの影響阻害と考えています。
今日、後半を入力し始めてからが、そんな感じです。
昨日の地電流の反応よりお約束の24時間が経過し、幸いにも震度3の発震で治まっているようですので、とりあえずになりますが、警報を一時的に解除し、今後のデータを注視する体制に入りたいと思っております。
まだ、警戒情報自体をを解除した訳では有りませんので、引き続き準備と心構えをしっかりと、笑顔でお過ごしくださいませ。
Marianafan HIRO