皆さん、こんにちは。
いきなりですが、タイトルのお話から。
実は、別のタイトルを決めていたのですが、今しがた近くで見かけた事に憤りを感じてしまい、急遽変えちゃいました。
私の住まいがある神奈川県は、県の条例でカフェ等では分煙化が義務付けられています。
その為、設備の不備は多々あるものの、何とか選ぶ権利は与えられております。
ところが、橋を渡り東京都に入ると、まだお店サイドのモラル頼りとなってしまうのが実情です。
と、ここまでお話すれば、私が煙草を嗜まないのは察しが付くと思います。
でも、愛煙家の皆さんを敵に回そうと言う話ではありませんよー。
私の大好きなお友達にも吸われる方がいますし、その方々は、ちゃんとマナーを守って下さる本当の愛煙家であると思っていますから。
ところが、先程です。
ママさんと3歳位のお子さんがお茶をしていて、その隣に若い女性二人が。
座るなりチェーンスモーク。
暫くしてママさんが
「すいませんが、子供に煙が来ているので、少し気を配って頂けませんか?」
と話しかけたところ、
「私たちも同じお金を払って、休み時間に癒しに来ているんです。」
「不愉快な事を言わないで下さい。」
って言われてしまいました。
ママさんの困惑した姿を見たお店の方が、
離れた場所にテーブルを用意して
「良かったらこちらでのんびりして下さい」
って誘導したら、
なんと!
「あそこは煙が溜まるから嫌です。」
「髪の毛に匂いが付いちゃうもん。」
だって。
はぁー。
日本人って、こんなんでしたっけ????
それでは、気を取り直して地震の話にいきましょう。
昨日、フィリピンのセブ島付近ネグロスで、M6.8を本震とする、中大型震が相次ぎました。
プレート境界型の地震は、落ち込む方向に沿って時計回りに発震していくと言う仮説があり、昨日も、その話が何回もTwitter上を賑わせていました。
ニュージーランド・サンドウイッチ諸島・パプアニューギニア・インドネシア、そしてフィリピン。
まさに時計回り。
そうなると、次は台湾・南西諸島?
もしそうなるとすれば。。。
ん?
まさか。
インドネシア・スマトラ地震に端を発して、東日本大震災。
確かに、アリューシャン列島・アラスカ・ロサンゼルス。
関連するナスカプレートのチリ、そしてニュージーランド・サンドウイッチ諸島。
そうだ、南極プレート境界面でもあったと思う。
仮説どころか、ぐるり一周した事になります。
では、これは二周目。
一周目で動かなかった所をつぶしていくのでしょうか?
最初の一周では、インドネシアから一足飛びで日本海溝へ行ったので、今度はその間なのでしょうか?
でも、東日本大震災後もインドネシアやニュージーランドで大型震もあった訳ですし、そもそも地震多発地帯であることも加味すれば、こじ付けとも言えます。
マグニチュードが一つ違うと32倍のエネルギー差があるとされています(ウィキペディアより)。
従って、M6とM7を一緒にした大雑把な統計ではなく、マグニチュードと深さ、構造等をもっと厳密に照らし合わせたデータで立証していかなければ、一概には言えないことになります。
そう言う検証を行うのが、スーパーコンピューターの役目であるはずですが、残念ながらやっているのかやらないのか、私たちの耳には一向に入ってきません。
現段階で言えるのは、やはり、満遍なく発震しているものの、順序に確固たる規則性は見出せないと言うのが見解のようですので、万遍無くと言う部分を考えた上で、台湾~茨城南東沖と言う、前回動かなかった場所に注視すべきでありましょう。
今までのが論説、そして実証データはどう?となります。
私が、現在最も注目しているは、柿岡の地電流です。
このデータは、気象庁柿岡観測所が公開しているもので、基本的には超高高度(太陽)からの磁気によって反応する地中の微弱電流を計測しているものですが、同観測所のHPにも地殻活動の影響も有り得ると記述されるほど、地震との関連が深いものと考えております。
その柿岡地電流ですが、最近大きく反応する日が増えてきています。
直近の判りやすいデータを引用するなら、下記が顕著な例かと思います。
(表は、気象庁柿岡地磁気観測所データhttp://www.kakioka-jma.go.jp/cgi-bin/plot/plotNN.pl より)
時刻は、UTCですので、日本時間にするには+9時間となります。
上記ではUTC5日14時過ぎ(日本時間23時)に大きな反応が入っています。
同時刻の柿岡地磁気データでも反応があります。
(http://www.kakioka-jma.go.jp/cgi-bin/plot/plotNN.pl より)
また、太陽から磁気を捉えるGOES衛星データは下記の通りです。
(http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/mag_3d.html より)
GOESでは、顕著な反応は記録されていないようです。
こうなると、太陽以外の影響によって、地電流反応が入ったと考えられます。
下記からも、この時に一過性の高速太陽風が訪れた訳で無い事もが判ります。
(http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_7d.html より)
もちろん、全ての地電流反応において、この様な立証が成り立つ訳ではなく、多くの場合は、GOESやACE等の衛星データの反応と同じくしている、即ち超高高度からの影響が関与している場合が多い事はご承知ください。
そして、この時どうなったかとなりますが、以下は、私が2月5日23時34分に「なう」した内容です。
「柿岡地磁気上昇、地電流急降下が入りましたが、地磁気の乱れ具合は鹿屋のが大きく、日中から反応しているので、南の少し大きめなのを捉えてるのかも。
万が一柿岡地磁気と地電流の反応が鹿屋とは違った場合は、数時間でM5前後が茨城柿岡周囲100km圏であるかもです。大規模では無いと思います。 」
そして、翌朝7時5分 茨城沖M5.0が発生しました。
これ見よがしにお話している訳ではありませんが、極稀にこの様な判り易い事象が出てくると言う事をお知らせしたかっただけです。
もちろん、このタイミングは、HAARPやETS-8等にも、少しながら反応が入っていますので、太陽風が早まらないでプラズマ放射が到達したとも考えられますし、それにより茨城沖で発震したとも言えなくは無いので、仮説の域にはあると申し添えなければいけませんが、私の「なう」「Twitter」で緊急的にお知らせする行程はこの様な分析による事を解説させて頂きました。
現在ですが、太陽からの南向きの磁場が若干乱れ加減であります。
地磁気・地電流は、共に乱れております。
特に、地電流は大きく増減反応しており、上記の様な立証が成り立つか分析を進めているところです。
念の為、数時間において、当該域での注意をお願い致します。
もう一つ、昨日申し上げた千葉香取電波の件です。
やはり、完全収束と見ても良いのでは無いでしょうか。
緊張感を強めて、今後も監視して参ります。
また、千葉八街植物生体電位にも反応が見られます。
Tree1・Tree2共に0.07V程度と高めな状態で推移しておりましたところ、今朝方から0.1V近くまで上昇しております。
雨のせいでもデータは変わりますが、ちょっと強すぎる気がします。
要観察対象だと思います。
このあと、関東から東北にかけては、低気圧通過に伴い気圧上昇がはじまるので、その辺りがきっかけにならないとも限らないので注意が必要であると考えます。
ここのところのブログは、茨城・千葉沖中心になっておりますが、それはそれだけ発震確率が高いと見て頂いて良いと思いますが、東北太平洋沖及び東海~南海・奄美~南西諸島においても、決して楽観視出来る状態では無いと付け加えておきます。
また、今朝方の東京多摩での発震は、立川断層の延長上下部とも考えられる上に、従来の発震より大きなM4のエネルギーが発散されております。
前述とは別に、暫くは微振動に着目し、断層直下型に繋がらないか監視する必要が有ると考えます。
いつも同じ様に注意喚起ばかりで、ちっとも安心をお伝え出来なくて、心がだいぶ磨り減ってきました。
それでも、データや体感に正直でありたいと言う趣旨は不変です。
皆さん、辛いお話ばかりですが、どうぞ準備と心構えをしっかり確認して、笑顔を大切にお過ごし下さいませ。
では、また。
勝手ながら、明日は「なう」か「Twitter」での緊急情報のみの発信になりそうです。
緊急発信の無い事を祈りつつ、今日はこの辺で。
Marianafan HIRO