皆さん、こんにちは。
北陸から青森にかけての日本海側及び岩手北部にお住まいの方、雪や寒さで大変なご苦労をされているかと思います。
雪害の報も届いておりますが、皆さんがご無事でいられます様、心よりお祈り申し上げます。
先週、東京大学より首都直下地震の確率論に別の考え方があること、つまり最短4年以内の発生確率が70%と言う見方が発表され、一昨日は、筑波大学より茨城沖での発震に対する警戒が発表されました。
そして、昨日は、海洋研究開発機構の尾鼻浩一郎主任研究員より、福島・宮城沖でのプレート活動が変化し、M8クラスの発震が起きやすい機構になった可能性があると発表されました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120131/t10015654121000.html (NHK)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120131t75014.htm (河北新報)
この様に、日々様々な発表される風通しの良さは好感が持てますが、肝心の政府地震予知連絡会・気象庁等が、沈黙しているのがなんとも不安になります。
先の山梨東部地震の会見においても、詳細は語られず、富士山噴火や東海地震との関連は無いと思われる以上と言うものでした。
デマや風評等を考えれば、悪戯に不特定多数の人間に公開すべきでは無いと思いますが、せめて気象庁HP等で、可能性が無いと言える根拠を詳しく解説して頂けたらと思ったりします。
さて、今日朝起きて、まずため息をつかせたのは、新島近海での発震です。
いえ、Hi-net等の発表が新島となっているのでそのまま記載しましたが、厳密に言えば太平洋下田沖で伊豆諸島西部沖であり、そのまま北進すれば下田、北西に進めば御前崎と言う場所です。
以下がほぼ同一域での発震です。
2012/01/31 08:59:20.09 M2.8 新島近海 17.8km
2012/01/31 04:36:02.84 M3.3 新島近海 16.2km
2012/01/31 04:24:10.60 M3.2 新島近海 16.9km
2012/01/31 04:22:03.33 M3.4 駿河湾南方沖 48.7km
2012/01/31 04:02:00.90 M3.4 新島近海 15.8km
2012/01/31 03:06:04.73 M2.7 新島近海 82.7km
2012/01/31 02:55:00.84 にM2.6の地震が新島近海12.6km
昨日お伝えした様に、やはり新たなステージが加わったと言う説が、更に強まった感じです。
今一度整理してみますと、現在危険が示唆されている地震は、
◆関東地震【200~400年間隔】 震源:相模トラフの北側幅80km~150kmの領域及び伊豆諸島・山梨東部
例)1703年12月31日元禄大地震(M8.1)
例)1923年 9月 1日の関東地震(M7.9)
◆南関東直下地震【数十年間隔】 震源:東京湾北部(推測)
例)1855年11月11日安政江戸地震(M6.9)
例)1894年 6月20日明治東京地震(M7.0)
例)東大地震研論
◆宮城・福島沖プレート地震及び浅発アウターライズド地震
例)海洋研究開発機構発表論
例)北大森谷先生論
例)国際地震予知研究会・麒麟地震研究所論
◆茨城沖プレート地震
例)筑波大学八木先生論
◆千葉東方沖プレート地震
◆東海~南海プレート地震
◆岩手北部~北海道十勝沖地震
◆奄美諸島~南西諸島地震
であるかと思います。
昨日申し上げました通り、私は今まで、
「宮城・福島沖プレート地震及び浅発アウターライズド地震」
「茨城沖プレート地震」
「千葉東方沖プレート地震」
の3地域での地震を最重点と見ていたのですが、先の山梨東部・今日の新島周辺の発震で、「南関東直下型地震」更には「関東地震」の可能性まで生じてしまいました。
そして過去の地震歴を見る通り、それは東海~南海と言う、少し前では最も危険とされていた大型震をも近づいていると思わせます。
まぁ、そう言うと、また世間を煽ってと叱られるかもしれませんが、上記の◆で記した地震は、何れもスタンバイにかかったと見て良いと思っています。
後は順番、そして直近はどれかです。
完全な素人のあて酔狂ですが、私は、茨城沖を最重点で監視すると共に、今静穏を保っている千葉南東沖・東京湾北部・相模湾が、今日の新島を受けてどのように連動してくるか注目しています。
現在のデータでは、太陽のCMEの影響到達で、太陽風こそあまり上がっていおりませんが、強い磁場が地球前面に生じています。
その為、GOES衛星磁気モニター等も乱れており、高エネルギー電子の急低下や柿岡地磁気・地電流にも乱れが起きております。
しかし、地電流の激しい反応を見ると、CMEの影響だけと考えるのは少し乱暴にも思えてきます。
何故なら、昨夜にフレアの影響と思われる第一波が到達する前から地電流は断続的に乱れ続けていましたし、急上昇・急降下のたびに中規模震が発生していると言う、経験上の整合性を感じるからです。
また、千葉香取電波観測においても、ここ数日において、数時間に及ぶ激し反応を繰返しており、地電流の反応と合いまった時の発震確率は更に高い様に感じます。
加えて、千葉八街の植物生体電位の反応も極端化してきているようです。
総論的には、CMEの影響は引き金と考えられ、千葉・茨城に関わるデータに変調があるのは事実である以上、昨日お願いした茨城北東~福島南東域の警戒は、更に千葉沖にまで拡大して依然お願いするしていくべきであると考えます。
上記の◆地震について、常に意識を高め、情報に敏感となる必要があると思います。
他所の報告ですが、国際地震予知研究会・麒麟地震研究所様の電磁波ノイズデータでも大きな反応があるとの事です。
また、米国quakepredictionにおいても、日本での発震可能性が高まっていると報じています。
個人的な体感では、激しい動悸・眩暈・ムズムズと内臓の痛み等、オンパレードで来ています。
昨今の発震は、東日本大震災の地震の余震とは明らかに違う域での地震である事、その事だけは心に留め置き、冒頭申し上げました「新たなステージが加わった」と考えて下さい。
本当の意味で、しっかり準備をし心構えを確認して頂きたく存じます。
そして、あとは笑顔です。
不安な時は、みんなで分かち合いましょう。
その為のブログであり、繋がりですから。
Marianafan HIRO