皆さん、こんにちは。

今日の太陽は、すっごく眩しいです。

それもその筈、先だって発生したMクラスのフレアの影響到達により、太陽放射線(プロトン)が非常に高くなっており、2005年の事象を上回る勢いなんです。


この影響到達により、昨日もお話した様に磁気嵐が発生し、衛星各磁気モニター・高エネルギー電子量・HAARP等のデータが激しく反応を見せ、その対応なのか、福島での震度5弱を筆頭に、宮城・岩手でM4以上の発震がありました。


因みに、前回大きなプロトン現象を起こしたのは2005年1月17日との事で、さらに強大なプロトン現象を起こしたのは、2003年10月29日だそうです(宇宙ニュースより)。


この時期の発震を見てみると、

プロトン現象 2003年10月29日→発震 2003年10月31日10:06 M6.8 深さ:33km 震源:宮城県沖

プロトン現象 2005年01月17日→発震 2005年01月18日23:09 M6.4 深さ:50km 震源:釧路沖

と直近に大型震が発生している他、M4クラスも多発しています(気象庁より)。

現在の様な震度3など当たり前に発生している時期では無いだけに、この因果関係は無視できないと考えます。


そして、今回の対応震と考えると、昨日の福島沖震源、震度5弱と考えたいのですが、M5.1とエネルギー的には然程強大ではなく、疑いの余地が残ります。

また、後続のM8.8クラスフレア並びにその後発生したポストフレアループと言う長期型のプロミネンスによって放出されたガスが、本日(23日)の遅くから到達してきそうです(Space Weatherより)。


M8.8と言うのは、ほぼXクラスと言っても良い規模である上に、事前に大きな磁気の道が出来ている所を来る為、速度は1000km/sと非常に高速で、ロスも少ないと見られております(宇宙ニュース・Space Weatherより)。


この到達では、電子機器の誤作動や通信異常、送電網でのトラブルも懸念され、更なる対応震の発生も危惧される所です。


先の震災時は、2月中旬に発生したXクラスフレアによる影響が断続的に来ていた最中、3月10日に再びXクラスのフレアが発生しておりました。


対応震の見極めですが、昨日千葉香取電波観測で、17時~23時30分にかけて、最大750mVになろうかと言う大きなAVGデータの乱れが発生しました。

今までのブログでも、このデータの変調はマークしてきましたが、AVGで600mV超えをマックスの反応と見ており、これ程の数値、かつ6時間半ほぼ断続的に反応したのは珍しいことです。(行徳地震前兆観測プロジェクトより)


昨日、福島沖での発震時に、このデータが出ていた為、発震後収束するか注視しておりましたが、残念ながら23時半まで続いた事から、この発震に対応する乱れでは無いと考えます。


北大森谷先生も、境界面でのズレによる発震兆候として、細かいズレが続き(森谷先生の研究では、FM電波感受)、何らかの強い引っ掛かりに遭遇した時点で収束、その後その引っ掛かりが崩壊した時に巨大地震が発生すると分析しています。

今回の非常に大きなFM電波ノイズが、昨日の23時半以降ほぼ収束と言って良い状態であるだけに、きっかけ待ちと見れるかもしれません。


また、海外の太平洋プレート関連の発震を見ると、日本時間の本日1時頃に南太平洋サンドウイッチ諸島M6.0、10時前に南太平洋フィジー諸島でM6.3が発生しており、今までにも増して太平洋プレートの沈み込みが顕著になってきたかに思えます(データはUSGSより)。


現在到達している磁場は、だいぶ少なくなっております。

過去の関連性を可能性として引用するならば、今後深夜に向かい一気に磁場が乱れ始めてから収束に至るまでと、その後およそ24時間程度は最大クラスの注意が必要かと思います。



あと、昨日のニュース報道で話題となっております「首都直下型地震が4年以内に発生する確率70%」と言う話について解説しておきます。


まずは、発表した東京大学地震研究所(http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/ )の一部コピーを原文のまま記載します。


以下コピー(句読点・改行のみ修正)


【2011年東北地方太平洋沖地震による首都圏の地震活動の変化について】


以下の試算は、2011年9月の地震研究所談話会にて発表されたもので、その際にも報道には取り上げられました。
それ以降、新しい現象が起きたり、新しい計算を行ったりしたわけではありません。
したがって、東北地方太平洋沖地震以降の変化をあらわしたものであり、ここ数日の変化といった要素はありません。


大きな地震はめったに起きませんが、小さい地震はたくさん経験されたことがあると思います。
地震の頻度というのは、マグニチュード(M)が小さいほどたくさん起こり、大きくなるほど少ないという経験則があり、『グーテンベルク・リヒターの法則』と呼ばれています。

たとえば日本では、おおよそM3の地震は一年に10,000回(1時間に1回)、M4の地震は年に1,000回(1日に3回)、M5は年に100回(3日に1回)、M6は年に10回(1ヶ月に1回)程度となることが知られています。
これを用いると、あくまでも参考にすぎませんが、大きい地震が起こる頻度の目安を得ることができます。
あくまでも目安ですし、大きいマグニチュードについては、グーテンベルク・リヒター則から外れることもよくあると以前から指摘されている点にはご留意ください。


(中略)


【政府公表の『今後30年で70%』とは異なる数値になる理由】

ご存知の方も多いと思いますが、文部科学省の地震調査研究推進本部では、南関東のM7程度の地震の発生確率を「今後30年で70%程度」と発表してきました。

グーテンベルク・リヒター則を用いた本研究の試算「今後30年で98%(あるいは、今後4年で70%)」は、政府発表の値とは異なるものとなっています。
これは算出方法の違いから来ていると言えます。


政府の試算では、過去150年間に起きたM6.7-7.2の地震を数えて、その頻度から確率を求めています(参考: 地震調査研究推進本部の該当ページ (PDF))。
東北地方太平洋沖地震以降、南関東において、M6.7-7.2の地震は起きていませんから、この確率は変わっていません。

一方で、グーテンベルク・リヒター則を用いた本研究の手法については、上述のとおり、小さい地震が増えた数を反映させているため、両者に違いがでてくるわけです。


また、本研究は「東北地方太平洋沖地震によって誘発された小さい地震から推測されるM7程度の地震」の発生確率を求めたものですが、政府の想定している首都直下地震は、超巨大地震によって首都圏の地震活動が高まったことによるM7程度の誘発地震は含まれていません。
首都圏の地震活動が高まらなかったとしてもいずれ起きるはずの首都直下地震について試算することは、本研究ではできません.この点にも両者には違いがあります。


(後略)



以上。



まずご理解頂きたいのは、「昨日急に確率が高まる様な事象があり期間が狭まった」と言う情報は誤報であります。

あくまでも計算方法の違いであり、昨年9月の発表以降、大きなデータ変更が発生した訳ではなく、報道やツイッター・2chで飛び交う文面にかけている部分であります。


現状言える事は、予てから申し上げておりますエネルギーが溜まっているとされるエリアにおいて、直近~最大30年の間には、ほぼ必ず大型震の発生があるであろうと言うもので、グーテンベルク・リヒター則を用いて算出すると、その確率は98%になり、直近~4年以内に発生する確率は70%になると言う事です。



冒頭申し上げました通り、本日は、非常に太陽放射線が強くなっています。

明日以降、更に強くなると考えますので、不必要な外出は避け、紫外線対策等をされますようお勧め致します。


一日でも速く、綺麗な空を、変わった雲を、素直な気持ちで愛でる事が出来る日が来るのを願って。


準備と心構え、そして笑顔を合言葉に、もう少し共に頑張りましょうね。



追伸

私は、笑顔が好きな弱い人間です。


些かの事情がありまして、暫くの間はコメントをクローズさせて頂きました。

私が不快に思う事は、裏を返せば相手にも不快となっていると思います。

ですから、ただ地震予測に集中し、減災と言う願いを叶える為、あえてそうする事に致しました。

ごめんなさい。



疑問等ありましたら、どうぞメッセージは開放していますので、声を聞かせて下さいね。



Marianafan HIRO