皆さん、こんにちは。

連日、「今日の東京はポカポカ」と申しておりましたが、今日は一転して薄っすら雪化粧となりました。

ニュースでは、高速でのスリップ事故や歩行中の横転など、相変わらず雪(自然災害)に弱い首都です。


さて、地震の前に。。。


あっ、違った。

もっとその前に、昨日のブログの訂正を入れさせて頂きます。

訂正と言うか補足かな。


と言うのは、「震災前と近い反応になってきた」と言う旨の文節がありまして、それが少し説明不足のようでした。


正確には、「東日本北域(宮城北東沖~北海道南東沖・主に岩手沖)限定的ではありますが、震災前3月9日の発震以降、東日本太平洋沖全域に起きた(多くの観測者が余震と見ていた)群発震と微小振動の傾向と似てきた」と申し上げるべきでした。


訂正してお詫び申し上げます。



私は、アマチュアと言えども地震を何十年も研究してきた以上、「未曾有・想定外」と言う言葉は使いたくありません。

何故なら、元々地球内部で起きる活動を考察することは、想像が多くを占める分野であるからです。

想定外などと言い放つのでは無く、発信者としては、単純に「自身の研究と見識、発想力が未熟だった為、想像出来なかった」と言うべきだと思います。

それが、立場や責任と言った(原発問題でもお話した)フィルターを通すと、まるで地球が裏切って有り得ない事をしたみたいな公表になるんです。


私の大切な読者さんの中には、被災地の方も多くいらっしゃいます。

当初、私の未熟な予測を、この方達にお伝えして良いものだろうかと随分悩んだものです。


結果は、被災地で頑張る方々には、(読者さんの様に)勇気を持って現実と向き合い、情報収集に努める方がいると知らされました。


一方、多くの立場を重んじる先生方の「未曾有・1000年に一度」と言う言い訳に縋り、もう来ないんだからと情報を避ける方もいらっしゃいます。

それでは堤防の直ぐ上まで迫っている津波など考えも及ばず、直前まで地震の後片付けをしていて被災された方々と同じになってしまいます。


過去の津波を子供達に伝え聞かせていた小学校が、多くの子供達を津波から守れたのは、まさしく情報のおかげだと思います。


もちろん全てではありません。

でも、可能性を知っているのと、有り得ないと固定概念を持つのとでは、大きな違いがあると思います。


ただ、今回の私のブログの様に、「伝えたい・危険な時期にあると認識して頂きたい」と言う思いが強いあまり、不正確な情報となってしまっては本末転倒です。

ですので、大いに反省すると共に、今後は、知りえる限りの正確な情報と予測をお伝えできるよう、文言を慎重に選び、一層勉強して参りたいと思っております。


さて、ここで「地震の前に」に戻ります。


それは、私のもう一つのライフワークであるお天気のお話です。

現在、シベリア発の猛烈な寒気団が日本の多くを覆っております。

その為、太平洋岸にあった低気圧の降らせた雨が、南関東には珍しい雪を降らせました。


この寒気団。

明日以降、一層強まり日本に留まる見通しです。

毎日天気図と睨めっこしている中、これ程強い寒気が居座るのは珍しいと感じます。

調べてみると、過去に数回同じ様な寒波に見舞われた事が判り、その時は、日本海側と山間部を中心に災害レベルの大雪を降らせていました。

ですので、当該地域にお住まいの方々には、無論、私達より数倍も雪の怖さを知り尽くしているかとは思いますが、10日間を目処に大雪に対する準備・対策をお願い致したいと思います。


日本気象協会によると、『三八豪雪(昭和38年1月豪雪)』『五六豪雪(昭和56年)』『平成18年豪雪』と酷似しているとのことです。



さて、地震のお話にいきます。

お気づきの方もいるかと思いますが、プロフィール画像は「警戒(ピンク)」に戻しました。

安心出来る材料が出た訳ではなく、より具体的なデータが揃い始め、引き金となる要因や前駆微震の様な明確前兆後の発震と言うシナリオが見えてきた為です。(まだ、その直前と見られる現象が捉えられない為)


従って、ずっと「狼が来たぞぉー」と言い続けるよりも、強い警戒・警報の信頼性を考えた上での対応だと思って下さい。

突発性発震の危険性は、今も継続中と見ております。


その中で、やはり東日本太平洋沖北域の発震確率が高まっていると思います。

特に、岩手北東沖~北海道十勝沖に至るエリアで、前震と思われる発震がある様に思っています。

また、他のHPでは、同域で強い電磁波を観測したとの情報もあるようです。

加えて、北大森谷先生のFM電波観測で見出した危険エリアとも重なります。


私の有力な根拠は、プレート活動です。

再三申し上げて参りましたので詳細は省きますが、依然として太平洋プレート西側のフィリピン海プレートを挟んで左側で、活発な地震活動が続いている事があり、同じ構造の右側にあたる東日本太平洋沖で動かない理由が見当たらないからです。


その中で、先の震災で震源となった場所を最重点からは外すと共に、逆に動いていない場所を最重点と見なすと、千葉~茨城南東沖と一部の福島沖、そして前述の岩手北東沖~北海道十勝沖となります。


データ的には、柿岡の地電流・地磁気、女満別・鹿屋の地磁気で、依然不安定な反応があります。

千葉香取の電波観測では、断続的に続いた大きな反応がどうやら収束させた感があり、数日後に発震があるかもと言う状況に入り始めました。


更に北域も同様で、アリューシャン列島まで同様の警戒が必要と思っております。

本日、ロシア・カムチャッカでの発震はその類と思っていますし、先日ロシア政府が公表した北方域に地震災害が近づいていると言う話も同じ説だと思っています。


一方、東海~南海・琉球トラフまでのフィリピン海プレート面は、本来最重点と見なければいけない位エネルギーが溜まっているのですが、フィリピン海プレート上での対岸になる太平洋プレートとの接着面周辺での発震が続いている事で、力が分散していると見ており、まだかなぁと言うのが本音です。


引き続き、十分な準備と心構えを持って、お過ごし頂けます様お願い致します。


最後に、雲と体感のお話を。


雲は、厚い雪雲に阻まれ見辛いのですが、やはり所々らしき雲が見受けられます。

体感的には、先程から胸を圧迫するような痛みがあり、昨年3・4月辺りから無かった症状なので、体調不良なのか、体感なのか、しっかり見極めたいと思います。


あっ!いけない。

肝心のトリガーの可能性を話さなきゃ。


昨日、非常に長いスパンを持ったM3.2レベルの中規模太陽フレアが発生しました。

おおよそ半日ほど続く長いフレアで、若干上方に向いていますがほぼ地球側で発生していますので、23日前後に磁気嵐を発生させるほどの影響が到達すると見ています。

ちょうど同じくして新月を迎えることからも、この辺りが直近での引き金になり得る事象では無いでしょうか。


詳しくは、また改めてお知らせ致します。


では、笑顔を大切に。

また。


Marianafan HIRO