皆さん、こんばんは。
先程はデータだけの報告、大変失礼致しました。
と言うのは、久し振りに某J地震前兆掲示板を拝見致しました所、私が先程お伝え致しました「高エネルギー電子量とGOES衛星磁気の急降下が、地震の引き金となる可能性」について、それがどう言う意味かと言う事が、私のブログURL付きで投稿されておりました。
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出来るだけ何故と言う疑念をお持ち頂かない様、私なりの推察を合わせて寄稿して参りましたつもりですが、今回は速報と言うこともあり、データだけ記載したのが裏目に出てしまいました。
反省するところです。
こちらをご覧頂ける場合は、過去ブログに種々のデータと地震との関連性について記載がありますので、出来ましたら遡って頂くか、メッセやコメでお問い合わせを「私に」頂ければと思っております。
その上で、このデータと発震の関連性が支持できるかを他サイトで聞かれるのは構いませんので。
現在の状況に入る前に、その二つのデータと地震の関連性について再度お話しておきます。
再三申し上げますが、私自身は素人研究家であり、なんら公的発信力を持つもので無い事は予めご了承下さいませ。
まず、高エネルギー電子ですが、静止軌道付近の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスを観測しているもので、(詳しく説明するとかなりの長文になる関係上これ以上の説明はメッセでお願いします)、大きな地震発生時に観測されている磁気嵐や磁場の擾乱に合わせて反応が観測されます。
一般的に、電子量が10の4乗を超えてくると地震発生事例が多いとされる他、急減しGOES13・15共に10の2乗を切った時も、何らかの地殻の動きを誘発する磁場の乱れに繋がると見ています。
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html
そして、GOES13・15の磁気観測の乱れですが、100~130nTを頂点に100~50nTレベルに下降する蛇行波を刻みますが、今回のデータは、(GOES13)150nTを超え25nTまで急降下、(GOES15)140nTを超え40nTまで急降下し、両方とも現在に至って、少し上昇した所で擾乱しています。
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/mag_3d.html
これは、まさに地球にかかる磁場を示しており、主な原因は太陽活動と考えられておるものです。
上記の様に、地震と磁場は大きな関連性があると考えられております。
それは、地殻がマントルと言う高温で溶けた岩石の海に浮かぶ島のようなもので、その大陸とも言われる地殻位置の均衡の元になっているのが地球磁場であるからです。
数値で表されているのは非常に微細な数値で、映画「2012」で描かれていた様な大陸を大きく動かすレベルの乱れではありませんが、微細であろうと地殻活動に影響を与えるのは必至であると見ています。
また、地殻の動きによって放出されたイオンや電磁波の影響を捉える場合もあると言う、逆説的な考えもあるようです。
今回の反応は、先に発生した太陽のMクラスフレア並びに数回発生したCME(一部はプロミネンスを伴った長期型)の影響到達のせいで、逆説的なものではないようです。
じきに南極昭和基地やETS-8、B-SAT等の磁気モニターにも反応が入ってくるでしょう。
http://polaris.nipr.ac.jp/~uap-mon/uapm/pltATLAS10secSmryMag07.html
http://swnews.nict.go.jp/rt/crl_bsat_1.html
http://seesproxy.tksc.jaxa.jp/fw/dfw/SEES/Japanese/Data/docs_ja/ETS8/ETS8_DataGraph.htm
既に宇宙ニュースの宇宙天気概況では赤(警戒)表示となる時間帯もあり、南向きの磁場が非常に強くなっていると報告されております。
http://swnews.jp/swnews_infm.html
http://www2.nict.go.jp/y/y223/simulation/realtime/index.html
合わせて、柿岡・女満別・鹿屋の地磁気も擾乱を示し始めており、過去にも長期型のプロミネンスCMEが磁気嵐を起こしている事からも、数日間は地球の磁場が大きく乱れるものと見ています。
重要なのが、この太陽活動から来る磁場の乱れと先程の逆説的反応の差異を見極めることです。
その為には、磁気モニター各種の詳細分析と監視は必須なのは無論の事、地電流、発震履歴、海水温、電波観測、電磁波、ラドンイオン量、潮位差、雲、体感、地鳴り、植物生体電位、動物の行動も合わせて監視する事が重要であると思います。
現在、FM電波観測では、再三警戒レベルの反応が続いており、電磁波は、関西で異常があると報告されております。
海水温は、海面下400mでの報告を見ると、最も危険と見る震源想定域の温度が依然高く、柿岡地電流は、地磁気擾乱の影響もあり激しく乱れております。
発震履歴では、太平洋プレートの境界面、トンガ・インドネシア・太平洋上等でM5クラスの地震が発生しており、依然活発であると考えております。
参考にさせて頂いております非常に詳しく分析されてる方のブログでは、本年の世界で起きたM6以上の発震が大きく減っている点を見ると、地球自体の大異変と見るべきではないと仰っていました。
その部分は私も同意で、全体的に見れば地球の地殻活動は収束傾向にあると思います。
ただ、一連の激しい動きの中で動かなかった地域に関しては、まだ大きな力が溜まっており、今それが俄かに反応し始めていると考えているだけです。
ですので、前述の映画2012の様な終末説など毛頭考えておりません。念の為にね。
現状のデータから推察できるのは、予てから大きなエネルギーが溜まりかつ発散されていない千葉沖を最重点域とする他、北海道東方沖・相模トラフ・駿河トラフ・南海トラフ・琉球海溝、更に、それらに隣接する内陸部。
そしてフォッサマグナ一帯。
相模トラフ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95
駿河トラフ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%BF%E6%B2%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95
南海トラフ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95
琉球海溝 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E6%B5%B7%E6%BA%9D
フォッサマグナ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A
今後の太陽活動次第ですが、現在の状況では年内いっぱい断続的な磁場の乱れが続くと思われ、合わせてこれまで積み重なった宏観現象・前兆データを考えると、やはり1週間~2週間を目処にピンクマーク(警戒)を継続なのかなぁと考えます。
いよいよ年の瀬ですね。
今年は珍しく(たぶんですが)質問等に反応出来る時間が取れる年末だと思いますので、一人で不安がったりせず、疑問や怖いなぁと思われたことがありましたら、遠慮なくメッセして下さいね。
私でよければ、いつでも。
いつも笑顔で、しっかり準備をして、心構えを持ってお過ごし頂ければと思います。
晦日に改めてお礼を申し上げるつもりですが、皆さんに支えられたこの一年を振り返ると、自分はまだまだ出来る事の半分も出来なかったなぁと反省で終わりそうです。
それでは、本当に有難うございました。
Marianafan HIRO