皆さん、こんにちは。
今日は、お仕事の都合で横浜みなとみらいナウです。
現在、久し振りにムズムズ体感が来ています。
クラクラする様な眠気もありますが、これは寝不足かもです。
念の為にお知らせしま~す。
さて、現在の状況です。
磁気に乱れが入っています。
GOES13・15衛星共に、小刻みな乱れが断続的に続いています。
また、B-SAT衛星磁気データにも朝4時頃をピークに、大きな反応がありました。
アラスカハープ等、全地球的磁気モニターには反応が無いので、日本周辺に関係する地球磁気の変動の可能性があるでしょう。
その裏付けとなるのが、気象庁地磁気観測です。
柿岡観測所の地磁気・地電流の昨日・本日データに、継続して微細な乱れが生じています。
更に、先程より女満別観測所の地磁気にも大きな反応が入っています。
北海道沖も注意が必要です。
千葉八街の地磁気データも、大きくは無いのですが乱れが続いているようです。
一方、大きな反応が続いている千葉香取FM電波観測でも、依然不安定な状態が続いています。
正直ここまで不安定かつ大きな反応は見た事が無いので、緊張感を持った監視が必要であると考えております。
昨日申し上げた海水温について続報です。
これは、昨日の海面下50mと400mの水温比較です。
日本海を見ると、表層50mに対し400mの水温がかなり低くなっているのが判ります。
これは、表層には対馬海流等の暖流が入り込んでいる事と、日本海深部には年間を通して低温である深層域が存在する為と考えられからでしょう。
一方、太平洋岸を見ると、フィリピン海プレート境界面に沿って温かい海水域がある事が判ります。
黒潮と言う非常に強い暖流がある為とも考えられますが、それだとすれば琉球海溝から継続して温かい状態が続く筈です。
ですが、明らかに南海トラフ~相模トラフ、そして日本海溝南端にかけて水温が高くなっている事が判ります。
また、昨日乗せました19日の海水温を比較すると、若干ですが20日の方が高くなっている事がお判り頂けるかと思います。(下図)
あくまでも一つの可能性ではありますが、プレート境界面に沿って大きな歪みが生じている事で、地殻の地熱が上がっているのではないでしょうか?
琉球海溝から福島沖に達し東の太平洋上に向けて温かい水域が拡がっているのは、南西から北東に向けて流れる黒潮と言う暖流と東北沖から南西に向けて流れる親潮と言う寒流が、茨城北東沖でぶつかっているせいです。
これらの海流を想定して頂くと、茨城沖で温かい海流が表層に浮き、冷たい海流が下に潜り込みながら共に太平洋に流れ込むはずですよね。
ところが、本来の温かいものは上に、冷たいものは下にと言う道理の沿っていない場所が見えてきます。
私は、そこが震源として最も有力なエリアでは無いかと考えます。
つまり、千葉南西沖~茨城南東沖のエリアです。
そしてもう一つ、台湾沖~琉球海溝に繋がる温水域です。
また、前述のフィリピン海プレート境界面に沿った他の温かいエリアも注意であると思います。
昨今続いている千葉・茨城の中規模発震は、これらの地殻の動きによる歪み修正が図られている証とみます。
海水温が低下しないのに中規模震の発震が止まった時、次に来る発震が大きな発震の引き金、つまり前震である可能性がありますので十二分に注意を願います。
冒頭申し上げましたムズムズは少し落ち着きましたが、強い耳(鼓膜)への圧迫感が続いています。
いつも、書き上げて更新する前に、もう一度最新データを確認しているのですが、今しがた上記で申し上げた琉球海溝温水域で深発地震があったようです。
益々海水温への注目度を高めるべきと考えてしまいます。
香取電波観測も未だ大きな反応を続けていますので、当初申し上げた注意期間を、更に72時間を目安に継続頂き、準備と心構えをお願い出来ればと思います。
それでは、いつも心に笑顔をで、頑張りましょう(=⌒▽⌒=)
Marianafan HIRO

