皆さん、こんにちは。
いやー昼間はポカポカ、夜は冷え冷え。
なかなか風邪が治りません(>_<)
皆さんもどうぞ気をつけてくださいね。
今日のタイトルですが、なんか意味ありげですよね。
はい、ではまず、タイトルの意味からです。
日本と言う国は、なんでこうなっちゃったんでしょうね。
なんでも結論が決まっていて、データ検証や分析はそれを肯定する肉付けでしかない。
地震予測についても同様です。
例えば、原発や構造物の耐震強度をM7程度に想定しているんだから、M9が計測出来る機器は不必要。
M9を想定している訳にはいかないからです。
なんかおかしいですよね。
入口も出口も違います。
毎回大きな地震があったあと、こんな前兆を捉えていたとか、こんなデータがあったとかって聞いたことありませんか?
いつも事後に発表され、今度はこれを生かしましょうと付け加えられます。
しかし、様々な利権の障害になるや否や、マスメディアもこぞって、明確な裏付けの無い予測だとか、まだまだ確率の低い分野などと潰しにかかる。
つまり、利権に都合の悪い予測をする人・団体をあぶりだしては芽を摘むんです。
だから、地震予測は遅々として進まない。
今までに無い分野やデータを検証すれば、今まで決めたことに修正が必要になったり、時には不都合が生じるのは当たり前のことなんです。
人間は、反省の出来る生き物じゃなかったんでしょうか。
タイトルは、今まで多くの研究者が予測を発信しては、黙殺、或いは研究環境を奪われてきた事例を見て、憤りを感じたことからつけたものです。
私もいつか狩られちゃうのかなぁ?
(笑)私程度なら大丈夫か。
なら、今のうちにどんどん発信しなきゃですね。
では、今日は西日本情報からです。
先程、こちらの掲示板に京都及び関西地方に警戒情報が出されました。
http://8239.teacup.com/masando/bbs
私は、自身で予測をしている責任上、拝見しているHP・ブログについては、データを伴うものに限定しております。
また、それらの受け売りもしないよう注意しております。
しかし、西日本に関してだけは、手元にあるデータの不足・土地勘の無さから上記の掲示板と下記のサイトを参考にしております。
http://www.eonet.ne.jp/~ossoft/index.html
これらは、あくまでも私個人としてですが、論拠の伴う情報として非常に有効であると思っており、平素参考にさせて頂いているサイトです。
前述の掲示板においては、「京都観測データの大きな変調」「最大限の警戒」「近畿周辺の発震なら直近」「遠方なら少し後か」とあります。
(出元への掲載許可を取っていないので、この様な書き方で申し訳ありません。くれぐれも、URLから本文をご覧になった方は、そのまま本文をコピペする事のない様にお願い致します。)
その裏付けですが、後半のサイトになります。
千葉八街の観測でも参考にしている植物生体電位を京都で公開しているサイトですが、この生体電位で大きな変調を捉え、MF波でも非常に強いノイズを観測しております。
また、別表の中波ノイズデータでも、大きな変調が12月10日から入り、11日12日と大きくなっております。
今まで拝見してきた経験則からこれらを解説するなら、今までとは違う何かが起きていると考えてしまいます。
十分な警戒と準備・心構えをお願いしたと思います。
もちろん、これが別の要因であり、発震に繋がらないのがベスト、そう祈るところであります。
14時36分現在 訂正
前述の京都の異常値について、観測元より『2011/12/12 10:00から11:30頃まで清掃作業のため観測データに影響があります。』と発表がありました。
当面、危機的状況である旨は訂正させて頂きます。
しかしながら、他のデータは依然要注意をさしておりますので、記載の経過は残すことに致しました。
さて、その他の現況についてです。
太陽活動については、フィラメント噴出によりCMEが発生している他は、現在危機的な観測は入っておりません。
今後、このフィラメント噴出の影響が到達する頃(12月15日前後)に、多少太陽風の高速化・磁気の乱れが生じると思っております。
衛星で観測している磁気・磁場のデータですが、太陽風が400台と中速域であるせいか、NICTの観測等小刻みに乱れているものが多いです。
ETS-8(きく8号)静止衛星の磁気観測では、日本時間の昨夜2度に渡り、最大は東向きに現れる形で反応が入っています。
昭和基地磁気観測でも断続的な微変動です。
国内地上磁気の気象庁観測す。
柿岡は、昨日の小刻みな反応から、少しだけ落ち着きを取り戻したかのように見えます。
一方、女満別が今日の9時過ぎに激しく反応しました。
その直後、北海道北東沖M4.3が発生しており、今更ながら、これらのデータと地震発生の因果関係を再確認する結果となりました。
鹿屋については、柿岡とほぼ同じ感じです。
千葉八街では、平均値の50~51μTに対して、断続的に52μTを上回る磁気を観測しており、主に西側に傾いています。
同じく八街の植物生体電位では、大きく上下の変動を刻んでいます。
降雨の影響が大きく出るデータですが、昨日今日は降雨が無いので、この反応が何の由来なのか気になる所です。
千葉で関心を釘付けにするのは、千葉香取FM電波観測です。
非常に強い乱れが続いています。
特に、平均値の強い反応が気になる所です。
発震傾向からですが、注意エリアとしているフィリピン海プレート境界面・日本海溝北端で中規模発震が続いてます。
これらは、ある程度予測通りと考えます。
この様な中規模震が続いている限り、M5レベル(最大M5.9)での発震に留まるのではと思っています。
また、日本海溝南端で一連の震災震源域の南端でもある茨城沖周辺も、M5前後の可能性は否めない状況ですが、裏を返せばこの程度が続いている限りと言えると思います。
一方、更に南端の千葉東方沖に関わる発震は、規模・回数共に発散とは言い難く、耐え切れず修正事前崩壊と見られる茨城北部発震等を鑑み、依然大きなエネルギーが存在するものと見ています。
引き続き、千葉東方沖においては大規模まで。
茨城沖は中~大規模の手前程度。
以外の前述エリアにおいては、中規模震までの注意が必要であると思います。
いつも申し上げますが、中規模震でも、内陸の浅発地震では震度が強まる可能性もありますので、注意頂きたいと思います。
改めて以前から申し上げている注意エリアを記述したいと思います。
最も可能性が高く、規模も大きいと感じているのは、千葉東方沖。
中規模がまだ続くと感じているのが、日本海溝北端及び震災震源域で大きなエネルギー放出をしていないエリア。
フィリピン海プレート境界面となる小笠原諸島近海を含む相模トラフ~駿河トラフ~南海トラフ~琉球海溝。
合わせてこれらに隣接する内陸での関連地震と見る静岡・山梨・長野・栃木・茨城・秋田の内陸。
であると見ています。
皆さんにおかれましては、どうぞしっかりと準備と心構えをして頂き、心にゆとりを持って笑顔を絶やさない毎日をお過ごし頂ければと思います。
Marianafan HIRO
PS.更新ボタンを押す間際に茨城沖発震がありました。
M5前後との事なので、前述の想定範囲と思っています。
もう少し内陸寄りになると震度が出てしまいますので、当該域の方々は侮らず準備と心構えをお願い致します。