皆さん、こんにちは。
東京は、昨日の冷たい雨から一転、ポカポカの週末を迎えております。
皆さんの方は如何ですか?
さて、データなのですが、磁気圏の磁気・磁場等(NICT分)がアクセス不能となっておりデータが取れない状態です。
しかし、HAARP・GOES・ETS-8等の衛星観測データを見る限りは、静穏が続いていると見れます。
また、京都大学Dst実測値・気象庁柿岡地磁気・昭和基地も正常な動きを観測しています。
気象庁鹿屋・女満別については、若干の地磁気擾乱を検出しており、千葉八街の地磁気も小幅で乱れております。
これらから、磁場・地磁気の観測では大きな乱れが無いと推測され、太陽由来の磁気並びに地殻崩壊からの電磁波放出等の観測は入ってないと考えます。
一方、懸念が残るデータでは、電波観測の千葉香取で、先程から変調が入っております。
そして、e-PISCO大気イオン長野松本につきましても、依然激しく増加しています。
この長野の増加は、断続的に2週間続いており、火山由来なのか、それともフォッサマグナの活動なのか、人工的物理的な何か要因が近隣にあるのか、非常に気になる所です。
e-PISCOさんからの見解発表を待ちたいところです。
磁気圏の擾乱・磁気嵐に大きく関連する太陽活動ですが、現在は比較的静穏であるようです。
SDO衛星太陽可視光写真を見ると、今後非常に広大な黒点の存在しないエリアが地球側に向いてくるようです。
このことは、NASAのSTEREO-Behind衛星の受像に強い活動域が写っていないことからも判ります。
急激に黒点が減少し、磁場が狂ってくるかもしれません。
今後の情報にご注意下さい。
このように、現在においては各データ共に不安点は少ないのですが、実際のプレートの動きはどうなっているのでしょうか?
今日も海外地震からプレートの動きを見てみたいと思います。
昨日ブログ後に発生したM4以上の地震です。
●チリM5.2(太平洋プレート・ナスカプレート)
●インドネシア北西域M4.6(太平洋プレート・オーストラリアプレート・フィリピン海プレート・ユーラシアプレート)
●太平洋南東M5.9(太平洋プレート・南極プレート)
●トンガM5.6(太平洋プレート・オーストラリアプレート)
●米国西海岸モンタナM4.2(北米プレート・太平洋プレート)
●トルコM4.1(アラビアプレート・ユーラシアプレート)
●中米グアテマラM4.5(北米プレート・ココスプレート・カリブプレート)
●ロイヤリティ諸島南東沖M5.2(太平洋プレート・オーストラリアプレート)
日本近海では、
トカラ列島等琉球海溝エリア(フィリピン海プレート・ユーラシアプレート)
東日本震災震源域(太平洋プレート・北米プレート)
が発生しています。
これらから、諸データの静穏さとは裏腹に、太平洋プレートを中心に、活動は依然として活発であると考えられます。
また、M3前後の発震まで考えると、予てから懸念をお伝えしてきた千葉沖エリアでの発震規模そして回数が増えてきました。
中部沖の動きも活発なことから、フィリピン海プレートの発震域が、北東端に迫りつつあるのかなぁと考えられてきます。
従来申し上げている注意エリアに変更はありませんが、やはりフィリピン海プレートの境界面を最大限の注意エリアとすべきかと考えます。
このフィリピン海プレートの境界面に関連して、特に注意したいエリアは、
日本海溝南端(茨城・千葉沖)
相模トラフ(伊豆諸島・小笠原近海)
駿河トラフ(静岡・愛知沖)
南海トラフ(紀伊半島沖・四国~南九州太平洋側沖)
琉球海溝(奄美・沖縄・南西諸島)と考えます。
依然、これらの歪みエネルギーの修正力による内陸発震や前述の長野大気イオン増加を裏付けてしまう地震の可能性も十分考えられますので、合わせてご注意頂ければと思います。
それでは、いつも通り、ちゃんと準備して、心構えを持って、気持ちを落ち着かせて、素敵な笑顔で御過ごし下さいませ。
Marianafan HIRO