皆さん、こんにちは。


東京は、冷たい雨です。

これが平年並みと自分に言い聞かせても、やっぱりポカポカのお日様が恋しいこの頃です。


さて、地震分析・予測に入ります。


えっ!今日は、前置きのグダグダは無いの?って思われるかもしれませんね。

今日は、非常にブログ更新に難儀する状況なんです。

と言うのは、殆どのデータで、静穏を表しているからです。

では収束♪と喜べば?となりますよね。


でも、どうしても素直に受け取れない、そう、引っかかりみたいなのがあるんです。


因みに、静穏と思われるのは、地磁気・磁場・電磁波・電波・高エネルギー電子等に関わる各データです。

地震の引き金と考えられる太陽の活動も、極めて静穏な状態です。

しいて言うなら、e-PISCO大気イオン量長野松本が再び観測域超えの増加を示していることでしょうか。


ところが、はい、ところがです。


その大気イオン増加にしても、予てからの増加に対応すると思われる地震が発生していない。

VHF電波観測においての、ノイズ収束以降の対応すると思われる地震が発生していない。

そして何より、昨日のブログに有りましたプレートの大きな活動仮説に対して、それを裏付ける発震が発生してるのに、注目するエリアで発震がない。

つまり、よく言うスタンバイの状態のまま収束に入ってしまったのです。


3つ目の昨日の仮説を裏付ける動きについて解説します。

昨日、地球をグルリと囲む大型プレートの活発な動きにより、小さなプレートとの境界面で地震が起きやすい状態とお話しました。


昨日のブログ以降のM4以上地震を見ると、

●ロイヤリティ諸島南東(ニュージーランドの北西)M5…オーストラリアプレートと太平洋プレートの境界面

●中米グアテマラM4.5…カリブプレートと北米プレート

●ギリシャM5.2…ユーラシアプレートとアフリカプレート

●マリアナ諸島の南M5.2…太平洋プレートとオーストラリアプレート

となります。


具体的に予測した小さなプレートが直接絡む地震は、中米グアテマラのみですが、その他の地震も千葉東方沖ポイントに集まる4つのプレートの内3つ(太平洋プレート・北米プレート・ユーラシアプレート)が関連しているものです。


これらからプレートの動き自体は、収束どころかより活発化していると考えられるのに、対象と見てる地域のデータが静穏なんです。

また、愛知県中部・駿河湾・紀伊半島沖・大隅半島沖で発生してる中規模発震も同様、裏付ける内容と考えられます。

嵐の前の静けさ?と勘ぐってしまうのも仕方ないですね。


つまり、溜まっていると考えられるエネルギーから推測される地震規模で考えれば、茨城沖~千葉沖は、完全なる空白域です。


幸いこのエリアは、スロースリップの観測他、微弱な地震でも観測出来る地震前兆観測の集中エリア。

今後、必ず出るであろう前兆をなんとしても捉えねばなりません。

無料公開されている一般データで見るべきは、

★地磁気・地電流(茨城柿岡、千葉八街)

★VHF電波観測(千葉香取、稲毛)

★大気イオン量(神奈川厚木)

★植物生体電位(千葉八街)

★振動波形(千葉茨城各地点)

★雲画像及び目視(当該エリア)

★体感報告(当該エリアに関する)

です。


今日は、フィリピン海プレートによる千葉東方沖に絞ったブログになりましたが、引き続き同プレートの関連する他のエリアも注意状態は継続してください。

また、昨日麒麟地震研さんの仰っていた震災震源域においても、南端と北端を中心に発震が続いていますので、十分な注意をお願い致します。


最後に補足を少し。


あと、引き金となるかもしれない要因の太陽活動においてですが、昨日国点数が220と急増し、その後164と急減しました。

数日後には、更に激減する見込みですので、併せて磁場の変動があると推測します。


基本的に太陽は、11年周期で強まったり弱まったりを繰返しています。

しかし、数百年に1回の割合で、11年で衰弱期にならず更に2年強くなり続ける13年周期となる事が判っています。

今がその時です。

本来、今年前半に衰弱へ移行するはずが、依然活発な活動を続けています。

ステレオ衛星によると、太陽の地球から見えない位置でも活発な動きが観測されてますので、ひょっとすると、一連の地殻活動と因果関係が有るのかも知れません。

太陽フレアやCMEなど人事と思わずに、どうぞ注視頂けます様にこちらもお勧めいたします。


他にも気象状況による気圧・降雨、月の引力等、様々な引き金があると考えられています。


それでは、引き続き準備と心構えを怠らず、心に余裕をもって、素敵な笑顔でお過ごし下さいませ。


Marianafan HIRO