皆さん、こんにちは。


今日も地震予測のお時間です。。。。


な~んて言う感じで、予測する側も、見て頂いている方々にも、慣れが出てくる頃ですよね。


中には、勝手に収束宣言を出してしまい、予測ブログすらも見ない方がいるんじゃないかなぁ。


しかし、「天災は、忘れた頃にやってくる」って言いますよね。


この慣れやもう大丈夫だろうと言うタイミングを待っているかの様に、過去多くの天災はやってきています。


出来る限り興味を持って頂ける様、いろいろと考えながらブログを綴って参りたいと思いますので、どうか皆さん、もう少しだけ私にお付き合い下さいませ。


あらためまして、宜しくお願い致します。



さて、現在の状況です。


太陽の活動ですが、昨日のXクラスフレアを起こした黒点群1339は、一時小康状態にありましたが、磁場もβγδと複雑で、引き続き活発な状態と言って良いと思います。


先程よりC7クラスが発生、現在太陽X線データを見るとMクラスのフレアが発生してるようです


明日以降地球に次から次と影響が到達する事が考えられます。


磁場・磁気の変動には十分注意し、これらにより地殻が影響を受けないか、しっかり監視していきたいと思っています。



これに付随する高エネルギー電子量は、約二日間10,000を越えておりましたが、先程より一時的とは思いますが減衰し始めております。


それでも注意レベルですので、今後の増減を注視していきます。



磁気圏・磁場関連のデータは、GOES衛星データ急減を示し、昭和基地観測若干の乱れETS-8・B-SAT各衛星データ静穏となっております。



HAARP観測は、各モニター共静穏となっているようです。



気象庁柿岡地磁気静穏地電流は、若干の乱れ検出している状況です。



地震予知情報配信サービス「くるかも」さんの情報によりますと、八王子観測点電磁波ノイズの急上昇があるそうです。



千葉香取電波観測は、完全に収束したと見ており、数日間は要注意だと思います。



千葉八街植物生体電位は、震災時のような乱れは検出されていないようです。



e-PISCO大気イオンですが、相変わらず長野松本に要注意がつきます。


本日、同法人より10月30日~31日にかけての30時間以上の長い時間最大50,000個/ccの計測限界を超えた増加があった事が公表されました。


実は、この公表を非常に興味を持って待ち望んでいました。


と言うのは、無料公開に依存する体制の私にとって、長野・神奈川・高知(この3地点は無料公開)以外は、この増加報告待ちなのです。


そして、今回の長野松本の長時間増加、更に4日未明から8時間、そして本日未明から現在も続く観測限界オーバーが、長野だけの増加なのか、それとも金沢観測点や沼津観測点にも及んでいるのか、それ次第で大きく予測が絞れると思っていたからです。


今後の発表にもよりますが、現段階での発表では長野のみとなってる事から、当初懸念された広範囲に及ぶ大型地震の前兆では無いのかなぁと考えるに至っています。


とは言え、過去例からも長野の上昇は、長野のみではなく、フォッサマグナ(中央地溝帯http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A  )全域に及ぶ事が多いので、まだまだ予断は許さないと付け加えておきます。



発震傾向を見ますと、やはり福島以南の発震が顕著に増加しております。


また、震災震源域での浅発地震も少し見られました。


震源をGoogleアースにマークすると、日本海溝とその左側(つまり沈み込んだ先)に集中しています。


もちろん、当初からその傾向は明らかでしたが、ここへ来て確実に太平洋プレートの直接関係する地震に絞られてきたように思えます。



状況として、北海道南東沖~青森沖・茨城沖~千葉沖・震災震源域の浅発性地震と言う、今までお話して参りました内容に沿って発震している様に思えますので、今までの予測は継続としていきたいと思っています。



少し余談ですが、

11月9日(日本時間)に、小天体が月と地球の間を通過すると言う話があります。


これは、最近飛び交った彗星騒ぎと違い、精度の高い情報のようです。


この天体は、全長300m超級と考えられており、万が一地球の引力圏に侵入した場合は、大気圏では燃え尽きず、100キロ圏に、地表ならば大地震クラス、海洋ならば大津波を起こすと見ています。


但し、今回の軌道は、到底引力圏には及ばず、米国サイドも最低100年は、引力圏には入らないと予測しております。


また、恐らく今日明日辺りから、この小天体の影響(小惑星トリガー的な)による地震誘発と言うのが取り沙汰されると思います。


しかし、多くの学者さんの計算では、3~400m級の天体の引力は非常に微小である為、地殻への影響は考えづらいとの見解を頂いております。


微小でも引き金にはなりえますので、注意するに越したことはありませんが、過度の緊張は必要無いのかなぁと考えております。


朝方6時以降観測圏に入るみたいなので、天体望遠鏡等をお持ちなら、目視できるかも知れませんね。


その際は、くれぐれも太陽を見ないようにご注意くださいね。



追記ですが、先程のMクラスフレアは、GOES X-ray Fluxで最大M3.7、宇宙ニュースでは最大M3.8で、日本時間12時58分に終了したようです。


それでは、いつも通り準備と心構えを怠る事無くした上で、笑顔でお過ごし下さい。


明日は、早朝より多忙となり、このような更新は困難かと考えておりますが、大きなデータ変動が生じた場合は、このブログ及びTwitterにて一報は入れたいと考えております。


それでは、皆さん。

良い週末を!