皆さん、こんばんは。


夜も更けてまいりましたが、現時点でのデータと懸念をまとめてみました。



尚、データ詳細につきましては、公的発表を除き、拠出元の版権等も絡みますので、ニュアンスでのお伝えになります。

詳しい数値は、タイトル名から検索してお訪ね下さいませ。


また、警戒等の分析は、私個人の見解であり、拠出元とは関係が有りませんので、予めご了承の上お進みください。


◇太陽黒点数…10月12日に「149」を記録して以来、一昨日の「195」、昨日の「207」と異常増加を続け、本日発表は「164」と急減しました。



◆分析…黒点数が「150」を超え「100以下」に急減すると、黒点から発せられる磁場の差異が地球に与える影響から、地震の引き金になり得るのではとされております。

207から164はその差異に充当すると考えられ、明日以降更に急減すると、要警戒になると見ます。



◇高エネルギー電子…比較的平穏で、1,000~2,000を推移しています。



◆分析…「10,000以上」になると地震発生との因果関係があるとされ、また、急減した場合も動揺とされますが、現在は、その様な兆候はありません。





◇フレア…昨日迄三日連続でMクラスのフレアが発生しており、本日は一転、Cクラスのフレアが4回発生しております。



◆分析…震災直前は、Xクラスの大規模フレアが発生しており、フレアで放出される様々な放射性のチリや宇宙線が磁気・磁場に影響を与えるとされ、それらが地震発生に起因すると見られています。

現在は、相変わらず黒点数に見合うフレアの発生が無いまま推移しており、今後が気になる所です



◇京都大学地磁気(Dst)…地磁気の観測で、現在は、ほぼ0ラインで静穏です。



◆分析…-200nT以下になると地震との因果関係を言われますが、現在の所はプレートに影響をもたらす磁気の乱れは観測されていないとなります。





◇ETS-8磁気嵐…各方位とも静穏です。


◆分析…静止軌道衛星による観測でも、地震前後には大きな乱れを生じますが、現在は、磁気の乱れは無いようです。





◇昭和基地大気物理メーター…各方向とも静穏です。



◆分析…南極での観測でも、地震発生前後には大きな磁気の乱れが出ますが、現在は兆候を検出出来ません。



◇HAARP各モニター…誘導地磁気モニターに一部欠損が見られましたが、地磁気モニター他直近は静穏です。


◆分析…これらも磁気に関するモニターで、震災前後も大きな乱れが生じていました。現在、兆候は出ておりません。





◇気象庁柿岡・女満別・鹿屋地磁気、柿岡地電流…柿岡を中心に若干の乱れを検出しております。



◆分析…地震発生前に、岩盤崩壊の際に発生する電磁波を捉える事が出来るのではと、分析に加えておりますが、前述の太陽活動による磁気嵐等の影響が多いようです。

私の見立てでは、細かな地殻の動きを検出している証と見てはいます。





◇千葉香取電波ノイズ観測…一度完全に収束したのですが、再び台形状に最高値レベルでの変調を続けています。



◆分析…地震前に起きる磁場の乱れや電磁波による電波の乱れを地震予測に役立てていますが、一般に、波形が上部に動き、空白域が大きくなってから台形状になる様に収束した場合、地震の前兆ではと言われております。

現在の状況は、極めて強い可能性を示唆するものですが、収束していないだけに、直近では無いとの見解にもなります。





◇千葉八街植物生体電位…静穏かと思います。



◆分析…少々勉強不足ですが、植物の持つ微弱電流を調べ変化を見ている値で、過去の実績を見ると、発震前に大きな乱れを出すようです。現在は兆候は無いかと思います。





◇e-PISCO大気イオン観測…昨日発生した長野・松本観測点での異常上昇、高知での不安定があります。



◆分析…平均値が10,000個/ccを超えると地震の兆候とされる様ですが、昨日の長野は、最大45,000超えの他、10,000超えが6時間続きました。

これらの兆候は、最短3日、場合によっては1ヶ月以上先となることもあります。

従って、先月・今月と神奈川、静岡、長野、石川等々での異常増加による対応震が無いのも気になっています。





◇東伊豆奈良本観測点での体積ひずみ計記録…昨日急激な変調を示しております。



◆分析…この歪み変化は、降雨によるものではないかと言うのが、一般的な見解です。

また、過去の伊豆地震での歪み変化に比べると、小さなものであります。





◇発信傾向…海外での大きな発震が続いている他、震災震源域での浅発地震の増加が見られます。



◆分析…一昨日の北海道地震については、余震の減少と共に内陸発震の更なる増加は考えにくいと思っております。



一方、長野の増加が気になり、大気イオン増加もあるだけに、北陸及び信越に注意を感じます。



トルコの地震は詳細待ちですが、ユーラシアプレートとアラビアプレートの歪みによる断層崩壊地震である場合、お隣インドプレートの動きが気になります。



また、太平洋プレートでもマリアナ周辺部の動きが活発ですので、ユーラシアプレート、太平洋プレートともに絡む茨城沖~千葉沖、相模湾、駿河湾、中央構造線が心配になります。



前にも申し上げましたが、これからは一つ一つの地震の震源・構造をしっかり見ていくべきです。

必ずヒントが隠れています。





現在のデータと分析でした。


引き続き、従来の警戒域に変化はありませんが、長野・北陸の注意レベルを引き上げていくべきかも知れません。




しっかりと準備は出来ていますかぁ?

心構えは出来ていますかぁ?

ケーススタディはしていますかぁ?



自分だけは、ここだけはと言う過信はありませんかぁ?



じゃぁ、あとは笑顔です。


心を落ち着けて対処すれば大丈夫ですからねー。



では、更新が遅くなってごめんなさい。



皆さん、おやすみなさい。



楽しい夢を見れますように!