皆さん、こんにちは。
水・木曜日と更新が出来なくて、すいませんでした。
水曜から仕事で急遽地方の山奥に来てしまいました。
まだまだ山奥は、EMもSBも届かないんですよね。
完全なるDoCoMo天国です。
と言う訳で、麓に下りての更新となります。
相変わらず細かな発震が続いていますねー。
その中で、先程の福島沖での発震ですが、些か腑に落ちない点があります。
ご当地の方々、揺れ方はどうでしたか?
まず公表データですが、
・Hi-net速報
M4.8 深さ14.8km
・Hi-net AQUAシステム報
M4.3 深さ18km
・気象庁発表
M4.4 深さ30km
と、ばらつきがあります。
特にHi-netと気象庁は、震源の深さに大きな差異があり、この地域で最も懸念する浅発性の地震との関連性を考える上では、非常に判りづらいものであります。
仮に、防科研Hi-netが正しい観測である場合、今後数時間は、引き続く浅発地震が無いか注視する必要があります。
さて、予測に入る前に、もう一つ気になることを。。。
それは、太陽です。
太陽は、基本的には周期によって活動を予測する事が出来ます。
一番判りやすいのが、27日周期と呼ばれるもので、27日に1回同じ部分が地球に正対する動きです。
一般的な太陽活動のサイクルは、黒点の増加→フレア発生→一部CMEの発生→黒点の減少を繰返しています。
その中で、フレアやCMEによって放出された様々な物質や宇宙線が地球に影響を与えます。
オーロラや磁気嵐などは最たる例だと思います。
ところが、今回150を超えると多いと言われる黒点が以下の様に推移し、その間、中規模以上のフレアの発生が昨日の1回しか無いんです。
10月12日 149
10月13日 147
10月14日 157
10月15日 166
10月16日 158
10月17日 165
10月18日 155
10月19日 162
10月20日 195
昨日は、ついに195と言う黒点数を記録しました。
丁度そのタイミングで、M1.6の中規模としては、もっとも小さいフレアがありましたが、過去データから比較すると、あまりに見合わない珍現象が続いています。
これは、激しい太陽活動の前触れなのでしょうか?
これら太陽の変化は、最近、多くの研究家さん達も書かれていますので、目にされた方も多いんじゃないでしょうか?
その中でも、「In Deep」と言うブログで、昨日これらのことを紹介して下さっています。
このブログは、様々な地球の現象を検証してくださっていらっしゃる「noffy (オカ)」さんが、発信しているブログで、私も平素参考にさせていただいております。
In Deepでは、ノルウェーのオウル大学のデータとして、宇宙線の観測データも紹介しています。
これによれば、直近地球が受けている宇宙線量が増加している事が判ります。
宇宙線と雲の発達に関連性を言ってきた説で考えれば、昨今の異常な雲や赤焼け、海外の異常降雨等も関係が有りそうです。
えっと、話を黒点に戻します。
先程の黒点増加に始るサイクルを論拠に考えた場合、150を超え、その後減少した時に発震が多いと言う仮設が有ります。
これは、フレアやCMEが地球に到達した時に起こる磁気嵐等々と、黒点そのものが発する強い磁場が地球に到達した時の影響が、地震の引き金になると言う説になります。
それを考えると、今後、195にまで増加した黒点の磁場が飛来する訳ですから、合わせて、もし、Xクラスのフレアが発生するものならば、地球に与えるストレスは強大になるかも知れません。
どうぞ、近々は太陽の動きにも注視して下さい。
もちろん、大きな変化は、Twitterやこちらでお知らせ出来るように致します。
長くなりましたが、その他の分析です。
ずっと変調を伝えて参りました千葉香取の電波観測データが、(不謹慎な言い回しですが)いよいよ収束したようです。
何度か収束傾向を見せてはおりましたが、これほど顕著な収束は決定的だと思います。
過去例から考えれば、中規模以上の発震前に入ったと言わなければならないデータです。
もう一つ、気象庁観測の地磁気・地電流データになります。
こちらも、変調が続き、昨日辺りは収束していたのですが、再び変調してきました。
女満別・柿岡・鹿屋の中で、柿岡が一番振幅が大きいので、北関東周辺部に何らかの要因があるのかも知れません。
他のデータですが、HAARP・ETS-8・昭和基地共に小康状態に変わりません。
再三申し上げておりますが、これらは、地震発生の引き金となり得る磁場の変調や磁気嵐等々を捉えるものであり、変調即地震を意味するものではありません。
しかしながら、これらの急激な変動は、それだけ地球・地殻・プレートにかかるストレスの大きさを表す訳ですから、併せて注意レベルの引き上げには重要なファクターと考えています。
また、前兆を捉えるデータとして有効だと考えている大気イオンですが、e-PISCOさんの公表データでは静穏が続いていますが、他の機関のデータや日毎の集計データ差を見ると、最近増加していた地域に減少傾向が出ています。
更に言うならば、e-PISCOさんの神奈川・長野・静岡・京都においても、変調に価する対応地震が無い事から、依然スタンバイは続いてると言う見方も有ります。
他にも、植物生体電位や微振動等、様々な観測値が公表されておりますが、殆どにおいて、微妙な変動が続いており、安心を付託するには及びません。
このデータにおいても、過去例からの直前を示す値が出た場合、緊急更新を致します。
地震雲観察についてです。
やはり断層の圧力による水蒸気やイオン変化によると思われる雲が多数見られます。
主に、茨城沖~千葉沖、静岡、長野、山梨、埼玉、東京多摩方面が多いと考えます。
体感ですが、私個人としては、中期的な感覚である大きな体調不良を抜け、短期的なムズムズ&クラクラが多くなっています。
先日来、数回にわたって、ムズクラから1時間程度でM4以上の発震を繰返していますが、あくまでも感覚的なものなので、確証は取りにくいものです。
明らかにと言う状況でしたら、これもご報告させて頂きます。
もちろん、TwitterやAmeblogで発信される皆さんの体感も参考にさせて頂いております。
みゆさんをはじめ、だいぶ強い体感を感じてらっしゃるみたいです。
あと、本日和歌山での発震が起きております。
これは、予てより申し上げております中央構造線沿いの発震と見ております。
すぐさま、南海地震との因果関係は無いと考えておりますが、引き続き九州の火山も含めて警戒は怠らないようにお願い致します。
最後に、つい先程、福島東方沖で超浅発地震が発生した報が入ってまいりました。
冒頭でお話した地震に起因するものであるならば、非常に高い警戒が必要になる震源です。
続報を注視頂ける様にお願い致します。
読み返すと、必ず言い足りない事が出てくるのですが、いいかげん長くなりましたのでこの辺りで。
どうぞ皆さん、準備・心構えを忘れずに。
その上で、素敵な笑顔で、リラックスした毎日をお過ごし下さいませ。
Marianafan HIRO
追記です。
他研究機関の情報なので、お知らせするだけになりますが、米国の「Earthquake Prediction」の予測で、異例でもある高水準の注意喚起93が、気仙沼方面に出されております。
また、いわき・小名浜方面にも90が出ています。
参考までに。
http://www.quakeprediction.com/Earthquake%20Forecast%20Japan.html
http://www.quakeprediction.com/Earthquake%20Forecast%20Japan%20-%20Central.html