皆さん、こんにちは。

MarianafanことHIROと申します。


さて、今日も地震の各種データを分析し、予測していきたいと思います。


えっと、昨日「何故、こんな所に、こんなエネルギーが」と言う疑問を生じる発震があったと申し上げました。


福島沖、深さ50km、M5.6の地震のことです。


そして、これら震災震源域での地震は、今後も起こりえるものの、規模は同程度又は下回ると言う私なりの見解を添えたかと思います。


幸い、その推論を立証するかの様な発震が続いております。


従いまして、同地域の揺れに対しては、今後も注意しつつ、あまり過度な緊張は無くても良いのかなぁと考えております。


一方、同域沖合いの浅発地震については、依然警戒が必要と考えます。


アウターライズド地震です。


私は、今までのブログでもこのアウターライズドという言葉を使ってきました。


インパクトがあり、危険を認識して頂ける適当な名前だと考えたからです。


でも、多くの研究者の方も使うこの言葉は、学術的には未定義な言葉です。


ですから、より認識を深めて頂ける様に、今後は「震災震源域浅発性アウターライズド地震」と記述いたしたく存じます。


過去ブログと重複しますが、今一度簡単に申し上げますと、3月の震災は、太平洋プレートと北アメリカプレートの境界域(日本海溝付近)における海溝型地震で、震源の深さは約24kmとされております。


この深さで強大エネルギーを発するプレートが崩壊したわけです。


ところが、その後の余震活動では、同域のより深い位置での発震と、上に乗っている北米プレートの修正ばかりで、浅い部分が太平洋方面に引っ張られる修正が起きていません。


厳密には起きてはいますが、幅約200km、長さ約500kmの広範囲に亘ったM9レベルの発震に見合うものではありません。


それが一気に起こる可能性を示唆しているのが、この一連の「震災震源域浅発性アウターライズド地震」警戒です。


この発震で最も警戒が必要なのは津波です。


浅い震源域の地震の揺れは、比較的直上では強く、遠方では弱くなります。


ですので、仮にM7クラスのエネルギーであっても、沿岸部は震度5程度が予測されます。


しかし、引き戻しの効果で空域となった部分が一気に陥没してしまった場合、大きな津波を伴います。


昨今、微妙ではありますが、この「震災震源域浅発性アウターライズド地震」想定震源域の発震数が増えてきております。


幸いにして、海底面の崩壊は無いようですが、今後の情報を注視しながら、揺れと津波高はリンクしていない事を念頭において頂けます様お願い致します。


これらの発震に関して、NPO法人麒麟地震研究所さんが良く監視されているようです。


調査項目をよく把握していないので、あくまでも紹介に留まりますが、Twitterアカウントをお持ちの方は、フォローされても良いかと思います。


ハッシュタグは@kirinjisinkenです。


こちらによれば、かなり危険度は高まっているようです。


また、再び他サイトの受け売りですが、東海アマさんをはじめ、多くの研究者さんも、同様東日本太平洋岸を中心とした大型地震の危険性を示唆しているようです。


それでは、貴方はどう見る?となりますね。


究極的には同感なんです。


でなきゃ引用をする意味が無いですよね。


「震災震源域浅発性アウターライズド地震」の危険性については、解説の通りと考えており、起きない方がおかしいくらいの気持ちです。


なんとか、海底面崩壊を伴わない修正発震で収束してくれることを祈るばかりです。


一方、データですが、引き続き種々の変調に見合う発震は来ていないのではと考えます。


また、柿岡・女満別・鹿屋の地磁気に異常波形が生じています。


HAARPやETS-8、昭和基地のデータに異常が無い上に、太陽活動等の影響も無いだけに、日本近海において、なんらかの地磁気を乱す要因があるのではと考えてしまいます。


引き続き要観察です。


私の中では、柿岡の地電流・千葉香取の電波観測・e-PISCOさんの大気イオン等に再び大きな乱れが生じるようならば、構えが必要と考えています。


これは、西日本域に関しても同様です。


熊本の発震他火山活動も、大阪発震等の断層地震は、構造線の動きの活発化を表しています。


また、発震傾向から少し注意レベルを引き上げたいのが北海道南東沖です。


以外は、昨日の通りです。



有感地震が少なくなり、マスメディアも取り上げなくなって参りましたが、収束を表すエネルギー放出が無いまま少なくなっていることをご承知下さいませ。


もう一度点検して、供えを万全に整え、地震を受け入れ対処する、落ち着いた心と笑顔が奥にしまわれてないか確認して下さいね。



※最後に、震災で被災されました方々におかれましては、津波の怖さ・地震の備え等、私如きに言われなくてもとお怒りかも知れません。

 また、津波と言う言葉に辛い思いをされたかも知れません。

 しかし、どうしても同じ思いをして欲しくない強い思いで書いております。

 何卒おくみ取り頂けます様、お願い申し上げる次第でございます。


★追記です。

 やはり、柿岡他の地磁気の反応がおかしいように思います。

 要注意と見ますが、地域の限定がまだ難しく、引き続き観察して参ります。