皆さんこんにちは。
川崎北部は、今日も晴天・高温湿潤って感じです。
さて、昨夜再びHAARPの地磁気モニターが乱れを観測しました。
また、同じくして、e-PISCOさん公表の神奈川・厚木大気イオン量で
地震警戒数である5分間平均10,000個/ccを超える状況がありました。
非常に緊迫した状態になろうかと言う展開でしたが、幸いにして、
被害地震の発生することなく今日を迎えることが出来ました。
しかし、まだまだ安堵を与える程のデータはありません。
ただ、いつも申し上げます様に、これらの状況だからと言って、
ひどく気に病んだり、自暴自棄になったりはしないで下さいね。
地震は、発生の可能性が高まった事は判っても、確実に
来るなんて誰にも判らないんです。
その高まりを示唆するデータですが、
まずは、太陽活動になります。
昨日、ブログと「なう」において「まだまだフレアには注意」と
申上げたとおりの状況になってきております。
今日未明にM3.5クラスのフレアが発生、更に小規模フレアが
続いた後、先程再びM2.6クラスのフレアが発生致しました。
それに伴い、X線強度も強まっており、太陽風も早まり、
磁気圏や磁場も乱れております。
まさに、太陽の活動だけ見れば、3月11日の状況に近づいて
いると言えます。
(太陽活動は、あくまでも地震発生のきっかけとして捉えており
地震発生の主原因ではありません。)
今後も、フレアを起こしそうな黒点もあり、まだまだ注視です。
また、紫外線・X線の放射が強いので、日焼けにも十分ご注意
下さい。
更に、南極昭和基地の地磁気データも6日に大きな乱れを
観測しているようです。
冒頭申上げました大気イオン量についても、昨夜の神奈川増加の他、
8月05日10時25分頃~05日17時15分頃に、京都・木津川測定点
大イオン濃度<5分間平均値>最大19,493(個/cc)が公表されました。
かなり幅はありますが、前例からすれば3日~30日程度に対応する
発震の可能性が高まってと言えます。
他の電波・電磁波・地磁気観測データも総じて警戒レベルを発表しており
各地での微動も多くなっています。
その中で、気になる活動がいくつかあります。
最も気になるのは、千葉の発震です。
千葉南部沖ないし南東沖を震源とする地震が極端に減っています。
一方、北部になる銚子沖は頻発しています。
この極端な差異がプレート活動にどの様なストレスを与えているか
今後の発震を注意深く見守る必要があると思います。
発震が止まったエリアを空白域と考え、注意エリアとするなら、
千葉東方沖~伊豆諸島近海・相模湾、北海道日高沖・釧路沖となります。
また、西日本においては中央構造線に沿った微震増加から、
遠州灘・紀伊沖・伊予灘での発震、九州各火山活動に注意して下さい。
私の見解としては、東海~南海地震に差し迫った感はありませんが、
同エリアでの各断層直下型地震は、いつ起きてもおかしくないと考えます。
これも、よく申上げている事ですが、内陸断層型地震の兆候は、
井戸や地下水(温泉)の変化・地鳴り・地響き・動物の異常行動・地震雲が
多く観測されています。
これらの事象に注視し、皆さんで報告し合うことが寛容かと存じます。
話を東日本に戻しまして、発震予測としては、先程申上げた空白域
千葉東方及び南方沖・東京湾北部一帯・相模湾・伊豆諸島近海
北海道日高沖・釧路沖が、更に高まったと考えます。
また、今日になって東日本大震災震源域も非常に多くの発震が
観測されています。
この辺りに関しては、津波を誘発しやすいアウターライズ地震が
心配ですが、現在の所は震源がかなり深いので、直近では無いと
考えます。
ただし、発震回数自体は多いので、M6クラスの海洋深発地震
並びに福島を中心とするM5クラス深さ7~8kmの内陸浅発地震
の可能性はあります。
時期については、一番最初に申上げたとおり、何日以内とか
何時とかは判りません。
上記については、発震の可能性が高まったとお考え下さい。
最後に、体感的なお話ですが、多くの体感者は夜間に高まりを
報告する事が定石なのですが、今日は昼間から注意喚起をして
下さっています。
私の体感は、強い眠気位で、読者の方はご存知かと思いますが
特有のムズムズ体感はありません。
では、しっかりとした準備と心構えをもって、平素の生活をされます様
お願い致します。