2つ目の気になる地震は、2011年06月13日23時31分にインドネシア付近で発生したM6.4の地震です。

予てから、インドネシアとニュージーランドで発生する地震は、
日本近海で発生する地震に何らかの関連性があるのではと言われてきました。

ニュージーランドに続き、インドネシアでも来たかぁ~と言うのが、素直な感想です。

ニュージーランド近辺で発生する地震の多くは、太平洋プレートとオーストラリアプレートの
境界面で発生しています。

また、インドネシアの地震は、同様の2プレートにフィリピン海プレートが加わった
3プレートによるものと考えられております。

即ち、両者とも太平洋プレート地震と言う共通点を持つんです。

これらは、太平洋プレートが活発に動いている証拠で、スマトラ地震で強大な反動が生じ、
その後、各地で干渉・修正を繰り返している流れではないでしょうか。

重要なポイントは、各地で干渉・修正をしていると言う点です。

ずれは、一面では補正できません。
こちらをずらせば、こちらがずれると言う理論です。

太平洋プレートの西側でスマトラ地震が起き、南西面でNZ地震があり、北西面で東日本大震災がありました。
更に、南東面で隣接するナスカプレートが動き、チリ地震も誘発。
北東面や北面でも北米プレート境界面で発震を繰り返しています。

あとは、隣接するフィリピン海プレートです。

今回のインドネシア地震が、太平洋プレートの圧力によって誘発された場合、
インドネシアは、フィリピン海プレートの南端で、
太平洋プレートとユーラシアプレートとオーストラリアプレートの境界面です。
これを修正するには、反対側と考えるのは定石でしょう。

フィリピン海プレートの北端で、
太平洋プレートとユーラシアプレートと北米プレートの境界面と言う
極めて似た環境であるポイント。
それが、今回最も発震の可能性を示唆している千葉東方沖~東海~南海に渡るエリアです。

先ほどブログにした、南海トラフの深発地震とフィリピン海プレートの南端地震の関係。
ここに注目&注視となります。

さてさて、長い戯言にお付合い頂き有難うございました。

ここからは、昨日申し上げました兆候・前兆のお話です。

ここ数日の間に、海洋生物の異常行動はいくつか報告されています。
例えば、鮎の大量死・鰯の大豊漁・イルカの湾内迷い込み・日本海での本マグロ大豊漁等々。
ただ、きめ手になる様な事象ではないと思います。
関連性が無い事を祈る余地があります。

イオン濃度は、金沢の観測点で顕著な増加、神奈川でも増加傾向にあります。

電磁波は、相模湾・駿河湾近辺の静岡で欠損(電磁波異常)が生じている様です。

これらは、ただちにくるぞーッ!と言う程の事象ではないと思います。
ただ、危険が高まっていることは、前述の通りですので、
引き続き要警戒はお願いいたします。