影響をもたらす。

例えば、塵となり積もった放射性物質。
首都圏も例外ではありません。

雨により下水管に集まれば、下水処理施設へ、
U字溝から河川に流れ込めば、最後は海に行きます。

海に注ぎ続ければ、沢山の有機物を運んでくれてる大河川が
一転毒物の供給源となってしまいます。
現に、首都圏の河川で捕獲された川魚からセシウム検出の報告もあります。

また、東京都大田区城南島にある南部スラッジプラント
(下水汚泥を焼却する施設)の排気から放射能が検出されてるとの情報もあります。

首都圏でも高い数値を出している放射線。
それを放出している放射性物質入り下水を集め、
こした汚泥の焼却施設ですから、排気に放射能が含まれるのも当然でしょう。


城南島。
そう、首都圏の台所、世界一の青果市場である
東京都中央卸売市場大田市場のある所です。

魚市場も併設されています。

野菜・果物など、予冷庫に入れてるのはごく一部。
大半は、外気にさらされる場所に平積みされています。

折角被曝の可能性の少ない西日本の青果物も、
ここでだいなしになります。

城南島に加えて隣接する京浜島・昭和島には
京浜臨海工業地帯もあり、羽田空港もあります。

都民の憩いの場である海浜公園もいくつかあります。

放射性物質を含む可能性のある瓦礫引受及び焼却で
お隣り川崎は騒がれていますが、
あらゆる所で内外部問わず、被曝の危険があるのです。

単純に空間放射線量だけで安心だの言うのは
あまりにも愚かな考え方なんです。