本日、福島市 JA福島ビルにて開催

『畑からいつもの食事を考えよう』

食と菌の世界~畑が教えてくれた病気にならない暮らし方~

イベントページはこちら

 

に参加してきました!

 

講師は全国で講演会を多数開催している

那須烏山七合診療所の医院長:本間真二郎医師。本間先生のブログはこちら

 

本間先生は、札幌医大を卒業後、小児科医として勤務。

その後、米・国立衛生研究所にてウイルスやワクチンの研究に携わり、ワクチン開発などを行っていた凄い先生です!

 

そんな最先端医学の医師が、なぜ自然派医師となったのか。。。

 

 

本間先生は、過去何度も福島で講演会をされていたのですが、なかなかタイミングが合わず

今回、初めて参加することが出来ました!

 

本間先生の著書『病気にならない暮らし辞典』 こちらは愛読させて頂いていたので、どんな話が伺えるのかとても楽しみでした!

 

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本間先生は、マシンガントークを売りにしているとの事(笑) 

きっと限りある時間の中で、如何に多くの真実を伝えることが出来るか!?

 

それが軽快なマシンガントークになるんでしょうね!

 

確かにマシンガントークでした(笑) ですが、とても分かりやすく伝えてくださいますw

 

以下、本間先生のお話を、私なりに要約してみた内容を記載します。

私の見解、受け取り方には誤りがあるかもしれませんが、ご了承くださいませ。

 

【西洋医学の問題点】

原因があり、結果として症状が現れる。この『症状』を取り除く行為が、対症療法の西洋医学

例えば、熱が出たら熱を下げる。癌になったら、癌を切除する。

これは、出てきた結果だけにアプローチをしていて、原因を見ていない!

結果として現れた『症状』の原因を見つめ、改善することが、根本治療となる。

 

医学が進歩しているのに、何故慢性疾患患者数が激増しているのか!?

現在、アレルギー疾患を持つ人口は4,600万人。二人に一人の割合。

戦前は、千人に一人だったアレルギー。

癌も、15人に一人程度だった。

 

病気の原因は何か?

自然の摂理・法則に反した生き方、生活習慣。これらが病気を招く!

何故なら、自然は生命(いのち)を育むシステムが出来上がっている。

自然から離れれば離れるほど、生命が減ってゆく⇒病気を招く

 

病気は遺伝でも体質でもなく、生活習慣・生き方そのもので、実は遺伝的な原因は2%程度しか関与されていない!

 

自然から離れるとはどういうことか!?

自然を傷つける行為、自然に反する行為

これらが巡り巡って、私たちの身体に反映している!

 

自然を傷つけるける行為、身の回りでも多くあります。

あらゆる科学的な洗剤(風呂・トイレ・台所洗剤、漂白剤、柔軟剤、シャンプーリンスetc...)

排水溝から流れたら終わりではない!

農薬・化学肥料も然り!食品添加物や保存料も然り!

 

だからと言って、原始的な生活をしろ!というのではなく、それらを理解したうえで、今後どのように関わっていくのか?

意識を変えること、工夫することが大事である。

 

全ての生き物は、地球の分身。

私たちの細胞も、食べたものから作られます!

私がローフードを広める活動をしているのも、同じことです。

科学的に汚染されたものを食べ続け、不自然な生活習慣で、健康を維持できますか?

私はそれで体調を崩しています。だからこそ、言えること。

私たちは地球の生命の循環の上に成り立っています!

 

【菌について】

私たちの身体の9割は微生物ともいわれています。

分かりやすいところでは、腸内細菌、口腔内細菌、常在菌など。。。

 

腸内細菌は、総重量として1~1.5Kgもあるそうです!

私たちの身体の細胞は60兆個と言われていますが、それをはるかに超える100~1000兆個以上!

目に見えない小さな微生物が1.5Kg、1000兆個以上って、相当な量!驚きですw

 

それらが個々に、それぞれの役割を担っている。

私たち人間の意思ではどうにも出来ない仕事を、体内でせっせと働いてくれているのです!

 

これらの細菌を私たちは、いつどうやって取り込むのか!?

 

妊娠中の母体の中では、腸内細菌はゼロ。無菌状態。

分娩時産道を通るときに、膣内から腸内細菌を取りこむ。実は出産時母の膣内はグリコーゲンという乳酸菌が増える!

出生後、母の乳首(乳頭)にはビフィズス菌が常在。それらを母乳と一緒に取りこむ。

そして、家族や室内の菌を取りこむ。

母乳には数百種類のオリゴ糖が含まれるが、乳児はこのオリゴ糖は消化できない!

実は母乳のオリゴ糖は、ビフィズス菌を育て増殖させるための栄養である!(乳児の腸内環境を整えてゆく)

 

このように、徐々に沢山の種類の菌を体内に取りこんでゆく。

 

なのに、滅菌殺菌で本来必要な取りこむべき細菌が取りこめず、腸内細菌の種類が少なくなっている。

細菌は其々に役目があり、其々に仕事をこなす。

菌の種類が多いほど、色んな仕事ができる。しかし、種類が少ないと、出来る仕事も減ってくる。

 

そして、菌には取りこむべきタイミングがある!

 

多くの細菌は2歳までに、色んな形で色んな経由で取りこまれる。

それが適切な時期に取りこまれれば、生涯悪さをすることは無い!

取りこむ(感染する)タイミングが遅くなると、様々なリスクが高まる!

 

昔は離乳食は無く、母の咀嚼をしたものを口移しで食べさせていた。

これは、理にかなった行動だった。

代表的なもので、ピロリ菌。乳幼児期に感染していれば、胃がんや胃潰瘍などにならない(後の生活習慣にもよる)


菌やウイルスは常に身近に存在し、関わっていて、免疫が下がっていると、菌やウイルスが悪さをする。

しかし熱を出すことで、体の悪い部分を修復するメリットもある!

 

【農と病気の関係】

18世紀半ばから始まった産業革命 それ以後、アレルギー出現。

それからどんどんワクチンが登場。

産業革命後、ワクチンなどが出てくる以前からアレルギーが出現したのはどういう事か!?

 

産業革命以前、人々は農民だった。自然農であった。毎日土に触れていた。

それが、土ではなく機械に触れるようになった事が原因と考えられる!

 

土に触れる、菌を取りこむ機会が激減し、殺菌滅菌、抗生物質などの薬の使用で、腸内細菌・常在菌が大きなダメージを受けている状態。

 

人間の腸と植物の根は同じ。多種多様な菌が重要である。腸内細菌、土の中の微生物は大切にしなければならない。

 

【免疫システム】

免疫反応には2種類。(バイ菌の排除やがん細胞へのアプローチなど)

通常反応であれば、身体を守るための免疫反応も、行き過ぎ(過剰反応)てしまうと、膠原病など自己免疫疾患・アレルギーとして自分自身を傷つけてしまう!

通常反応から過剰反応へ行かないように、ストッパーが働くはずが、働かない!

ストッパー役は実は、寄生虫と腸内細菌である!それらを排除した為に、ストッパーが働かず、免疫の過剰反応が起こっている。

 

勿論、細菌だけのせいではなく、ストレス過剰な不自然な生活も原因のひとつ。

本来寝る時間に寝ないなど生活習慣の乱れ、なども不自然な生活となる。

それらが原因で、交感神経と副交感神経がうまく切り替えられない、など。。。

 

【スイッチのON・OFF エピジェネティックな変化】

遺伝子が変化するのではなく、全ての遺伝子には、スイッチのON・OFFがある。

微生物を排除することで、スイッチがONになってしまう ⇒ 病気になる

このエピジェネティックな変化は、出生前・胎内で決まる!

母体が次世代のスイッチを握っている!

出生後、不自然な生き方をすることで、自律神経のアンバランスを引き起こすことで、どんどんスイッチが入ってゆく。

アレルゲンと接触して症状が出る。

アレルゲンに接触しなければ症状が出ない ⇒ スイッチがONの状態

これが、現代病の発生メカニズム

 

【食の話】

日本伝統の発酵食品は栄養・酵素合わせ、微生物の塊のようなもの!積極的に取るべき『糀』

それらは、腸内環境を整える。

糖質制限はしてはいけない。だけど、砂糖は摂らない!

糖質制限ではなく、糖質選択が重要。

単糖・二糖類はすぐに吸収され、血糖値を上げるだけなので、砂糖は摂らない方が良い。

でんぷん質 炭水化物など難消化性のものは、大腸の奥まで届き、腸内細菌の餌っとなるため、摂った方が良い。

これが、糖質制限ではなく糖質選択!

 

身土不二、一物全体、地産地消、その土地固有の菌も大事。

旬のものを食す。旬のものとそうでないモノ、栄養が10倍ほど違うらしい。

 

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以上、箇条書きにしてみました。

 

【まとめ】

・腸内細菌を大事に考える → 薬や科学的なものを使わない、摂らない

・農作物 自然なもの、自然な生活習慣、不自然は避ける

・土に触れ、極度の清潔(滅菌・除菌)を避ける

・地球を大事にすることは、自分を大事にすることにつながる

・私たちは単体ではなく、菌との共存・一体の生命体である

・何でもバランスが大事

 

今回、私が本間先生より学んだ

食と菌の世界~畑が教えてくれた病気にならない暮らし方~

 

でした。

 

振り返ってみると。。。

4人の子ども達の中で長男が一番アトピーが酷い。

母体から既にスイッチを入れてしまっていた。独身時代の不自然な食生活。

生まれてからもなお、アルコールスプレーで何でも除菌・滅菌をしていた。

母乳で育てたが、お乳をあげる前は滅菌ガーゼで乳首を綺麗に拭いてから、お乳をあげていた。。。。

子どもの為とやっていた事が、不自然なことだったとは。。。。

 

はぁ。。。ごめん。

 

太るから!と、炭水化物を避けていた長男。

実は摂った方が良いんだって!の話の流れから、菌の話へ。菌を取りこむタイミングが大事である事など。。。

私の無知が、長男のアレルギーを悪化させてしまったこと、ごめんねと誤った。

 

『へぇ~。そうなんだ!?

でもさぁ、アレルギー位で丁度良くね?変なもの食べたらすぐ分かるし!』

 

ナイスフォロー!有難う。

 

本間先生始め、スタッフの皆さま、本日はありがとうございました!

 

 

最後に顔馴染みの方々のお写真ですw

 

銀河のほとりのスタッフの皆さま

 

 

喜多方自然派ママの会 はぐまむのお二人と、足もみタケさん!

そしてナチュールオフィス・ヒロのやはぎさん!

 

 

 

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