今日は、朝から、大雨。
そんななか、参院選挙です。
天気の影響で、投票率は低いのかな?
参議院はかつて“良識の府”と呼ばれました。
戦前の貴族院が、戦後名前を変えて、参議院になりました。
当初は、アメリカは、この二院制に反対し、
一院制にするように迫ったらしいのですが、
結局は二院制で出発しました。
そして戦後初の参院選挙では、
無所属の議員が半数以上、学者、評論家、等々、
良識の府として、衆議院が暴走しないように、
良識の目をもって、衆議院の防波堤の役目をもって、
参議院は出発したのです。
しかし、やがて参議院も政党化し、
政党間の、権力争いの場と化しました。
政党の目玉として“タレント候補”を担ぎ出すようになったのも
参議院からではなかったでしょうか。
“良識の府”から“人気稼ぎの府”へと、参議院は大きく変貌しました。
今、政界では、行革ということが盛んに言われています。
議員数削減!
でも、数をいくら削減しても、それはさらに議会、議員の質の
低下を生むだけです。
議会の中身、議員の質の向上こそが、真の行革になると思います。
その意味で、参議院は、まさに今“良識の府”としての再興が、
期待されていると思います。
ご静聴、ありがとうございました。プッ(笑
少しでも多くの方に読んでいただきたいので、
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