良識の府 | 微塵のごとく

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大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!

今日は、朝から、大雨。


そんななか、参院選挙です。


天気の影響で、投票率は低いのかな?



参議院はかつて“良識の府”と呼ばれました。


戦前の貴族院が、戦後名前を変えて、参議院になりました。


当初は、アメリカは、この二院制に反対し、


一院制にするように迫ったらしいのですが、


結局は二院制で出発しました。


そして戦後初の参院選挙では、


無所属の議員が半数以上、学者、評論家、等々、


良識の府として、衆議院が暴走しないように、


良識の目をもって、衆議院の防波堤の役目をもって、


参議院は出発したのです。


しかし、やがて参議院も政党化し、


政党間の、権力争いの場と化しました。


政党の目玉として“タレント候補”を担ぎ出すようになったのも


参議院からではなかったでしょうか。



“良識の府”から“人気稼ぎの府”へと、参議院は大きく変貌しました。



今、政界では、行革ということが盛んに言われています。


議員数削減!


でも、数をいくら削減しても、それはさらに議会、議員の質の


低下を生むだけです。


議会の中身、議員の質の向上こそが、真の行革になると思います。


その意味で、参議院は、まさに今“良識の府”としての再興が、


期待されていると思います。


ご静聴、ありがとうございました。プッ(笑


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