韓流スター、パク・ヨンハさんが自殺をした。
韓国は、儒教と仏教を併せ持つ国である。
パク・ヨンハさんは、末期ガンの父を自宅で看病していたという。
病院にすべてを任せるのではなく、自宅に連れ帰って、
毎日、父に言葉をかけ、励ましていたのだろう。
それが、儒教の「孝」の精神である。
そんな親思いの彼がなぜ?
人間の心は、両極端に揺れ動くものだ。
自分の将来の仕事とか、生きることの重さが、
親思いの優しさと、天秤のように揺れ動いたのだと思う。
結果として、
自死は、最悪の親不孝となった。
だから、韓国のメディアは、それ以上に取り上げなかった。
「なのに」、だ。
どこかの国の、中年女性たちが、彼の思いをわかっているのか、
わかっていないのか、わざわざ、彼の遺体が安置されている病院まで
押しかけて、号泣するという様は、国民性の違いとはいえ、
いささか、違和感を覚えた。
彼の思い、家族の思いを考えたら、
もうちょっと静かにしてあげてよ
といいたかったのは、私だけではないだろう。
少しでも多くの方に読んでいただきたいので、
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