「あの世」は本当にあるの? | 微塵のごとく

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大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!

死の雑学―舌を噛み切っても死ねない理由/上野 正彦
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先日、ちょっとだけ観た
 ☆1分間の深イイ話☆ から

上の著者上野正彦さんの深イイ話


上野正彦さんは、30年監察医を務めた方です。

多くの死体と向き合ってこられ方です。


上野さんは、ある事件から、


 「死を考えるときは、

 矛盾なくしては考えられなくなった」


と言われます。


それまで、自分は、死は「無」であり、ナッシングと

思っていた。死んだら、何もかも無くなります。


ところが、あるとき、自分の愛犬の死に出会うのです。

この愛犬は、15年間家族の一員として過ごしてきました。

その愛犬が死んだとき、上野さんは、ごく自然に、

このことばが口をついて出たといわれるのです。



「あの世へ行ったら、

 私のじい、ばあのところを訪ねなさい。

 あのじいちゃんやばあちゃんは、

 この私をよく可愛がってくれた。

 だから、きっと、おまえも可愛がってくれるからね」


死は、頭で考えて簡単に割り切れるものではなく、

心で受け止めていくべきものなんでしょうか。


「あの世」は本当にあるのですか?



やわらかな心 (1966年)/吉野 秀雄
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吉野秀雄さんの奥さまは、吉野さんを残して先に逝かれました。

その、夫に最後の感謝の思いをこめて、

奥さまは、病床のなか、こうおっしゃったそうです。


「私は、死後の世界を信じていません。

 人間はこの世だけで終わると信じています。

 だから私は、この世に関する限り、

 私は幸福であったとあなたに心から感謝します」と。


でも、吉野さんは奥さまの、このことばを受けて、

上の著書の中で、こういわれるのです。


 私は、「そうだね。ありがとう」とはいえなかった。

 そして、次のように書いておられるのです。


「あの世がないならば、私があの世をこしらえよう。

 そこで再び彼女に会うめあてがないとしたら、

 とてもこの世で生きていけるはずがない。

 世間では、あの世はあるとかないかなどと、

 かんたんに議論するが、あの世がなくては

 生きていけぬ人にとって、あの世は実在する」



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