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釧路新聞 コラム 2023.7月執筆

産後ドゥーラを釧路に広めたい!
突然ですが皆さん《産後ドゥーラ》というものをご存知でしょうか?
《産後ドゥーラ》とは産後間もない母親に寄り添い、子育てが軌道に乗るまでの期間、日常生活を支える専門家のことです。簡単に言うと出産後、自宅に戻ってから食事や家事サポート、赤ちゃんの見守り(その間にママは昼寝、入浴など)、マッサージ、話し相手など、心と体をケアしてくれてサポートしてくれるというもの。
現代は共働き世帯が多く産後すぐに社会復帰する女性もいるなど、ひと昔前の日本の子育て環境とは変わってきています。転勤族で親や身内にサポートをお願いできない子育て、早くに親を亡くされているママ、親は近くにいるがまだまだ現役のためサポートはお願いできないなど…みんなそれぞれの事情を抱えながらなんとか子育てをしていることでしょう。
この産後ドゥーラという存在を知ったときは、すごく衝撃を受けました。実際に利用した経験がある私なのでたくさんのママ達に広めたい!そう強く感じました。
近年、全国的に産後ドゥーラを推進する動きがあり、企業の福利厚生や関東の自治体では養成講座の受講料を一部助成など資格取得に向けたサポートの充実が図られています。
一方、全国で450名の方が活躍していますが北海道はまだまだ認知されていない印象で北海道の産後ドゥーラは11名しかいないのです。
札幌、帯広、滝川、当別、芽室…にいらっしゃって釧根エリアは0です。釧路・根室管内で産後ドゥーラ誕生を心から願うばかりです。
釧路市の産後支援のひとつに産後支援訪問員(ヘルプママ)事業があります。産後3か月までや回数制限はあるものの無料で利用できるので子育て世帯からの関心も高い。しかし子育てママの生活環境やお子さんの性格などにより必要とされる産後ケアは、さまざまな選択肢があるとより問題解決に繋がるはずです。
今日は誰かのサポートが欲しい、ゆっくり寝たい、ご飯支度をお願いしたい、話し相手になってほしい…、そんな時は行政のヘルプママと、助産院さんや民間の支援、そして産後ドゥーラの存在をたくさんの方に知ってもらい、自分の生活スタイルなどで上手に使い分けをして、おっぱい以外の子育てはみんなに助けてもらいながら、ゆっくりゆっくりやっていけたらいいですね。
参考/一般社団法人産後ドゥーラ協会 一般社団法人ドゥーラ協会 (doulajapan.com)
問い合わせ/03-3386-6355
写真キャプション
筆者伊藤が第4子出産後に利用したときのもの。自宅にある野菜でからだに優しい栄養満点のおかずを作ってもらいました。