黄金のアデーレ 名画の帰還クリムトの絵画にまつわる実話の映画化。有名な絵画としてではなく、家族の思い出の品として肖像画を取り戻そうとする主人公の気持ちに共感を覚えました。さらに、仕事ではなく自身のルーツへの想いが高まり、動き出す弁護士にもワクワクするものがありました。歳とるほどに子供の頃の想いや体験を、鮮明に思い出すことが増えました。思い出に繋がる写真や絵、玩具や食器など、失くしたものを取り戻したい。さらには、父母や祖父母の想いに近づきたい。歳と共に強く感じます。