キャロル | ヤマモト探険記

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気の向くままの街歩き。

「キャロル」
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原作は1950年代初頭に書かれたとのこと。いろんな意味で凄い。
第二次世界大戦に勝ち、大国として経済的にも世界一の国となったアメリカ。でも、全ての人が幸せだったかは分からない。
冒頭、赤狩りの話が聞こえる。政治の闇が広がり始めるなか、見た目の幸せと裕福さを求める金持ちも多かったはず、そんな時代を美しくどこか儚く描いています。

「私が私であることを否定しない」いつの時代であっても、この気構えは忘れてはならない、あなたはどうですか?と語り掛けてきます。


今後、時代が変わっても伝えられる、オールタイムベストの作品だと思います。
映像、音楽、何よりも二人の女優の美しさと演技。
納得のアカデミー賞有力候補です。
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