だいぶ遅れてしまいましたが、昨年11月以降の映画の感想を載せて行きます。
マザーウォーター
2010/11/06
『かもめ食堂』『めがね』『プール』を作ってきたスタッフによる4作目。
今回は、京都の街に新しく住むようになった三人の女性と、住人たちのお話。
毎回のごとく特別大きな事件もなく、住人たちの生活風景を見せてくれます。
肩の力を抜いて、場所と住む人々の関係をそのまま受け入れ、感じればよいだけの映画です。
今回のキーワードは題名通り“水”です。
ウイスキーだけのバーと、コーヒー屋、豆腐屋、銭湯、それぞれの主人と客たち、全員が一同に会する事もなく、“関係”だけが水のように流れて行きます。
何を汲み取るかは、見る人しだいです。
今回も、もたいまさこさんが、よい味を出していました。
キョンキョンも控えめの演技で、良い感じでしたが、どうしても消えない存在感が香ってしまいました(笑)。
☆☆☆☆