さて最後は、RICOさん&藤沼さんのアコースティック・ライヴです。
先日のGBでのライヴとほぼ同じ楽曲だったと思います。
あの時の感激がまだ薄れぬうちに、再びRICOさんの歌声と藤沼さんの生ギターを聴くことが出来、それだけでも、来て良かったと思いました。
まづは、オリジナル曲とカバー曲を折り交ぜ、メローな時間を堪能いたしました。
今回も『コーリング・ユー』を聴くことができました、もし、リクエストが出来るなら、お願いしたい曲のひとつでした。
歌い手や演奏家の独特の雰囲気や個性を知る上でカバー曲と云うのは、とても参考になります。
そして、『フラワー』。
あの詩は完全に演歌ですよね、この曲に限らず、CDの歌詞カードを読んでいると、別の節で着物姿の人が唄っているイメージが浮かんでくるのです(笑)
RICOさんの唄に合わせて口づさんでいました(後でRICOさんにしっかり見られていたのを知りました・恥)。
後半には、美保さんとのコラボレーションもあり、カルネランドサーカスと先日のアコースティックライブの良いとこ取りでした(笑)
一旦ステージが終わりましたが、お客は許してくれません(笑)
ありがとうの拍手は、アンコールの手拍子に変わり、二人が、ステージに戻ってきました。
アンコール曲は『コーリング・ユー』で、またまた素敵な歌を聴くことが出来ました。
実は、アンコール曲が決まる際にチョットしたやり取りがありました。
再び、藤沼さんがギターを調節する傍らで、RICOさんが「何唄いましょうか?」と言っていたので、リクエストしたいと思っていたもう一つの曲を藤沼さんに聞こえるように言ってみました。
「藤沼さ~ん『愛の賛歌』お願いしま~す!!」
『愛の賛歌』は、先日のアコースティックライブの際に購入した、RICOさんお勧めのCD『舞士ベストアルバム「○和」』にあった藤沼さんの唄っていたカバー曲です、ロックに編曲されたシャンソンの名曲に大変感銘し、是非ナマで聴きたいと思っていた曲です。
しかし、
ギターを調整する藤沼さんの手が一瞬止まったようでした。
ギターの絃とは違う、ピンと張った何かに触れてしまったようです(汗)
RICOさんが「♪~わたし~を抱きしめて~♪てっやつ?」と言うと、
藤沼さん「え~っ」
ちょっとイラッとしたかも…(アンタッチャブルな部分だったかも)?
帰り際、奥のテーブルにいらした藤沼さんに「先程は、すみませんでした」と御挨拶に伺いました、
すると、苦笑いしながら「若い時に唄ったきりで、長い間唄ってないので…」と言われてました。
あのアルバムの曲は20~30代にかけての曲だったそうで、録音された時期を知らない私が、無茶振りしてしまったようです。
でも、いつか生で聴きたいです。