ソルト//映画評 | ヤマモト探険記

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気の向くままの街歩き。

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ソルト

アンジーがカッコイイ、アクションもなかなかでダイ・ハード並です。しかし、クール過ぎのキャラにちょっと引いてしまいました。



物語は突然に始まり、二転三転し、ソルトの正体、と言うか、本心が判らないままに、進んで行きます。



マシンガンで無差別に殺す一方で、あえて撃たなかったり、殺したように見せかけたりと、善なるメッセージを匂わせるのですが、ジェットコースターのような展開で、ソルトの笑顔やホッとするシーンもなく、ソルトに感情移入することが出来ないまま終わってしまいました。

アンジーがカッコイイのですが、一方で色気も可愛らしさもなく、アンジーであるどころか女優を使う必要が感じられませんでした。

むしろ、男性に設定して謎解きとハードアクションの作品にしたら良かったと思います。



そう、大使館侵入の場面、ある意味で一番の見せ場ですが、最高のツッコミ所です、“男に徹したアンジーの努力”が無駄になってしまいました(泣)。




★★★