のだめカンタービレ//映画評下書 | ヤマモト探険記

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のだめカンタービレ最終楽章/後編
2010/5/

前編での盛り上がりとちょっとした謎を引き継ぎ、どんなカタチに収め、大団円としてくれるのか、期待度マックスで見に行きました。

が、期待度を上げすぎたというか、残念な内容でした。

前編で、此れ迄にない、すれ違いと言うか、亀裂を抱えての後編で、当然その修復となるわけですが、ここで、更なる亀裂を出してきました、以外な展開と言えばそうですが、後編と言うからには、前編と一体のストーリーにして欲しかった、

前の問題が解決しないまま、次の難題を出してくるとは!

テレビでの連続ドラマなら、視聴者を引き付ける手法として有でしょうが、映画です、それも最終話です、
シュトレーゼマンの体調不良、もしや指揮できなく為るのでは?!と想わせておいて、何事もなかったし。

原作は知りませんが、少なくとも、映画らしい最終回を見せて欲しかったです。
今更、恋愛の危機はないでしょう。

大団円とすることに集中すべきでした。

ファンを満足させるためにも、ヨーロッパにライジングスターオーケストラの面々を集め、大コンサートで終わらせるぐらいのサービスをして欲しかった。

前後編にせず、前編に20分も足せは充分だったと思います。

後編では樹里ちゃんのシリアス演技が目立ち、のだめ本来のお馬鹿キャラが発揮されず、のだめの楽しさ半減でした。

テレビ局が作る映画はやっぱり何か足りません。