カルネランドサーカス⑤改訂 | ヤマモト探険記

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気の向くままの街歩き。

さて次は…少し記憶が曖昧になってます、順番や細かなところが、ちょっと違うかもしれませんが、ご容赦下さい。


次のステージは
山田広野さん、フライヤーには「自作自演活弁映画監督」とあります。

かなり前、10年位前に「女性活弁士」の話題を聞いたことがあります。
同じ方かは、わかりませんが、こういう事する人は、あまりいないと思いますが(笑)

ハンチングにちょっと暗めの三つ揃いの背広、手には扇子。大正から昭和初期の弁士の雰囲気です。

“活弁映画=無声映画”と言うので「チャップリンか、キートンでも見せてくれるか?」と期待したのですが、“自作自演”が気になりましたが、やはり、自ら撮影した無声映画(ビデオ)を使っての活弁でした。
今夜は、お若い方から年配の方まで居るので、ファミリー物のお父さんシリーズをお贈りします…との口上。

メイン・ステージに架かるスクリーンを見ながら、山田監督が台詞や情景を語って行きました…


いやいや、とんでもない、ファミリー向けどころか、下ネタ満載、こどもには見せられない、奥さんに言ったら離婚モノ、夜のオトナ向け作品でした(笑)。

ストーリーは単純なのですが、よくもまぁ考えた、いや、考えてないのか…トンデモ・おバカ映画です、ユルユルですが、監督さんも俳優さんも凄いエネルギーです。

カルネランドサーカスと言うことでのチョイスでしょうか?

山田監督の語りが、なかなか楽しく、落語か漫談の様で、昼間のイベント用と言うか、本当のファミリー向け作品を見てみたいと思いました(あるなら…笑)





ビールを片手に、特性ポテトチップス(なんと、両手が使えるように、クビから吊るした箱に入ってます・笑)を食べていると、


前触れなく演奏が始まり、ミニ・ステージから歌が聞こえてきました。
マイクを通さず、かなりの声量で低音です。


何だか演歌みたいな歌詞です。背伸びして見るのですが、人が多くてよく見えません。

少し見えた衣装は、羽織です。ますます演歌です(笑)

顔が半分白い仮面で覆われてます。
声で、たぶんリコさんと、思ったのですが、顔がわからず、ちょっと不安でした。

と、今度は、赤いドレスの女性が、リコさんのすぐ隣で踊り出しました。

ほとんど、満員電車状態に近い混雑の中で、リコさんの周りを回るように踊っています。

ざわめきが広がって行きます。

二人の周りの人達が、後退りして空間を作っていきます。
開いた空間に赤い服の女性が進み、また少し先に空間が出来、また少し進む、を繰り返し、徐々に、メインステージへと向かって行きました。

人垣の間から見えた踊り手は、牧瀬茜さんでした。

何だか楽しそう、音楽に身を任せ、気の向くまま、心のままに、気持ち良さそうに踊られています。