♪パレード/映画評下書 | ヤマモト探険記

ヤマモト探険記

気の向くままの街歩き。

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ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞受賞とのこと、先ずは、おめでとうございます。

チラシや予告編から、ミステリーかと思って見に行きました。
ルームシェアする4人の男女、近所で起きる暴行事件、謎めいた5人目の登場。
そして、手持ちカメラでのドキュメンタリー風映像。
すっかり、ミステリーだと思って、探偵役が現れて、謎解きが始まるのを待ってたのですが…。

登場人物全員が“変”なんです。
なんだか、犯人探しがどうでもよくなってしまいました(笑)

話が進むにつれて、彼らはルームシェアにいくら払ってるのかな?
収入は?
家族は?

などの疑問ばかりが増えてしまい、住人達のリアリティがどんどん薄れ、
全員が“変”に見え、物語自体がファンタジーにしか見えませんでした。

「衝撃のラスト」のはずが、驚きも共感もあまり感じませんでした。(>_<)