ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞受賞とのこと、先ずは、おめでとうございます。
チラシや予告編から、ミステリーかと思って見に行きました。
ルームシェアする4人の男女、近所で起きる暴行事件、謎めいた5人目の登場。
そして、手持ちカメラでのドキュメンタリー風映像。
すっかり、ミステリーだと思って、探偵役が現れて、謎解きが始まるのを待ってたのですが…。
登場人物全員が“変”なんです。
なんだか、犯人探しがどうでもよくなってしまいました(笑)
話が進むにつれて、彼らはルームシェアにいくら払ってるのかな?
収入は?
家族は?
などの疑問ばかりが増えてしまい、住人達のリアリティがどんどん薄れ、
全員が“変”に見え、物語自体がファンタジーにしか見えませんでした。
「衝撃のラスト」のはずが、驚きも共感もあまり感じませんでした。(>_<)