恋愛には慎重な婚約中のビッキー、フリーで自由奔放なクリスティーナ。ふたりに声をかけて来たのが野性的な芸術家ファン・アントニオ。ファンを中心にそれぞれの恋愛騒動の始まりです。
しかしまぁ、『ノーカントリー』の冷酷非情のシガーが大変身、今度は、女たらしの芸術家です(笑)。
図らずも、慎重で臆病なビッキーとの関係が先行、ビッキーが自分自身の行動に戸惑ってる間に、大方の予想通り、クリスティーナがファンと暮らし始め…。
そこへ、ファンの元妻マリアが登場…。ドロドロの展開…と思いきや、当事者曰く理想的関係(笑)に
熟年夫婦の不倫話も交えた恋愛騒動は、セクシーでスリリングに展開、ひと夏が終わる頃にはどうなることやら…。
ウディ・アレンらしい、在りそうであり得ない?恋愛物語。
当世No.1のフェロモン女優スカーレット・ヨハンソンと、強く激しいラテン女を演じたらNo.1のペネロペ・クルスの絡みは、ドキドキものでした。
ペネロペの怪演は、怪優ハビエル以上(笑)、納得のアカデミー助演女優賞でした。
恋愛映画ですが、カップルでの鑑賞は絶対に勧められない映画です(笑)。
