ウィッチマウンテン/映画批評 | ヤマモト探険記

ヤマモト探険記

気の向くままの街歩き。

ウィッチマウンテン/地図から消された山

UFOが墜落した翌日、ラス・ベガスのタクシーが乗せた客は、浮世離れした少年少女。兄妹を名乗る二人の目的地は、荒野の中の一軒家だった。

「ロズエル」「エリア51」に次ぐ、謎の政府施設があるという、「ウィッチマウンテン」への旅。

UFOヲタク少年が飛びつきそうな設定です(笑)

ストーリーそのものには、安易な設定や、説明不足があり、この手の話を沢山観て来た中年ヲタクには、不満が残ります(笑)。

しかし、謎の兄妹と、彼らを守ることになる地球人達との関係を“家族”と捉えると、違う物語に見えてきます。
この擬似家族を通し、他人でも、例え生まれた星が違っても、信頼と愛情が有れば“家族”になれるのだ、或いは、無条件の信頼と愛情こそが、家族の絆そのものなのだ、と伝わって来ます。

「ダイハード」の主人公よりも、不死身なのは、実はディズニー映画の主人公です(笑)
今回も、どんなことがあっても、誰も死にません、最後まで、安心して見てられる、家族向け映画です。

そして、密かに、アナソフィア・ロブに注目している、お父さんにもオススメします(笑)

☆☆☆★