レッドクリフ PartⅡ
-未来への最終決戦-
大変、良かったです。
期待にたがわぬ、素晴らし出来でした。
いくつかのエピソードは、正史や三國志演義とは違いましたが、監督流の思いが込められた演出がなされ、ジョン・ウー版三國志として、素晴らしかったと思います。
特に、男性の話ばかりの三國志において、女性の活躍する話が加えられたことは、女性客への配慮と言うより、自立した女性の姿を描きたい、との監督のメッセージだと思います。
パート1に負けず、数々のアクションシーン、は見応えありました。
陸上での白兵戦、まさか?そんなぁ?と思うシーンもスピードと迫力で、張飛、関羽らヒーロー達の活躍がカッコよく、痛快に描かれてました。
一方で、陽気な曹操軍兵士を通し、末端兵士の悲哀を描き、娯楽映画といえ、戦争の痛みを伝えることも忘れていませんでした。
尚香のヴィキー・チャオのきりりとした顔と、
趙雲のフー・ジュンがカッコよかったです。