『母屁』千秋楽② | ヤマモト探険記

ヤマモト探険記

気の向くままの街歩き。

開場が遅れ、その後も続々とお客さんが入って来ました、盛況です。20分ほど遅れて開演。

小さな劇場ですが、100人以上は入ってると思われます、お客さんの何人かは、スト・ファンです、見覚えある方もいらっしゃいました。
また、若い女性も多く、演劇ファンの学生さんでしょうか。


変わった舞台です、地下1階の部屋の真ん中に、大きな柱があり、客席は柱をはさんで、ステージと90度に向かい合ってます、ステージ側からすれば、正面が2面あり、演者にはやり難いかもしれません。
しかし、この変形空間を上手く使っての演出でした。

出入口の階段を駆け降り、柱を廻り込んで、二人の男が現れました。

二人は強盗犯、逃げ込んで来た所は、地下の下水抗でした…

孤児であった強盗犯の子供時代の思い出から、母への想い、母親の真実を探す心の旅が始まります…

ロックのリズムに載せて語りが、また、3人の女性のダンスが入ります(お一人は森下陽子=HARUNAさんです)。

ロックあり、ダンスあり、お笑いあり(かなり滑ってました)、ゲストありの舞台でした。ゲストはなんと、立川志らく師匠と大林宣彦監督でした、落語好き、映画好きの私にはたまりませんでした。