ロック座を出て、「まだまだ元気」と言うヒトミ隊員と、上野の劇場へ行くことにしました。
私は、ロック座を体験する前、シアター上野の狭さに愕然とし、ストリップに対する気持ちが暗くなりかけた覚えがあります。
ヒトミ隊員は、ロック座以外はSNAしか知りません、そのSNAの三分の一もないシアター上野、ヒトミ隊員はどんな感想を言ってくれるでしょうか…フフフ。
…って、そんな私の余裕は見事に吹っ飛んでしまいました…
劇場に着いて、狭い階段、通路を通りドアを開けると、
一歩も中へ入れないのです、すぐ前には人の背中が…
立水の余地も在りません、人の頭の間から、かろうじて舞台が見えました。
なんとか、身体をネジ込み、二人分の空間を確保しました、しかし、踊り子さんのダンスはチラチラ見えるだけ、ベットになると3割ぐらいしか見えませんでした。
見える範囲から、お客の数を数えると60人程でした、イスに座っているのは15人ぐらいです、以前に来た時は25人ぐらいでした、その時も満員かと思いましたが、この人数は大過ぎです、消防法上はどうなってるんでしょう。
ロック座との違いをヒトミ隊員と話していると、隣のお客さんが「ワラビはもっと狭いよ」と言って来ました、「それでも、今日は混んでいる」とも・・・
そのうち、なんだか気分が悪くなってきました。
「まだまだ元気」と言っていたヒトミ隊員も、二人目のショーが終わり、ポラになったところで「外に出ています」と言い出しました。ドアの外と言っても、もともと、すれ違うのもやっとの通路です、何人かのお客さんが出て行っており、とても休憩できる環境に無いことは明らかです。
ギブアップです、ゆったりとショーを鑑賞できたロック座から、今日が特別だったとしても、シアター上野の混みようは、きつかったです。
外に出て、しばし劇場の狭さの話をしました、落ち着いて来ると、隣のお客さんが言っていた「もっと狭いワラビの劇場」への興味が湧いて来ました、いずれ、私が偵察にいくことになりました(笑)
それにしても、あんな窮屈な状態で、踊る踊り子さん、見ているお客さんって凄いです(入れちゃう劇場も)、そして「汗まみれの踊り子さんの背中の筋肉が綺麗だったわ、弛みも無かったし・・・」としっかり見ていたヒトミ隊員にも驚きました(まだまだ元気ジャン)。
次回の探検隊は「浜劇」の予定です。