たこ焼きを落としてしまったじーさんは、ジムにこう言った。
「日本に旅行で来たのか?もしかして会社を辞めたのか?なぜここにいる?
しかも1人で?いったいどうしたんだ?」

部長には内緒にして驚かそうとしてたはずが、
逆に驚いてしまった自分を反省しながらジムは答えた。
「実は副社長のロビンに、部長のいる日本に行きたいと交渉したら、OKが出て
部長にはサプライズでこっちに来たんですけど、今日の朝到着して
日本語の練習がてら道ゆくザ・中年に道を訪ねたらこのシーランドに着いてしまっ て・・・・・、
せっかくだから楽しもうと思い、アトラクションを立て続けに乗ったら
お腹が空いてしまって・・・・でここのたこ焼きを食べていた訳です。
そしたら部長が・・・・もうビックリです!!」

2人は英語で会話しているから龍之介とあきらはサッパリ内容が分からない。
しかしはるかは2人の会話が完璧に分かった。

はるか
「ギル!あなたいったい何の仕事をしているの?何のために日本語の勉強をしているの?」

はるかも英語で2人の間に入った。

ジム
「部長、この方は?」

じーさん
「僕の彼女だ。」

はるか
「あっ、ギルの彼女の山咲はるかです、宜しくお願いします。」

ジム
「あっ、い、いや、こちらこそ宜しくお願いします。」

龍之介
「あの~、英語でしゃべられると全然分からないんですけど~・・・・」
「で、じーさんの後ろのお二人ははるかさんの知り合いでは~?」

はるか
「あ~っ!そうそう、主任に伊集院さん!男2人で遊園地ですか?」

伊集院
「そうだよ、男2人じゃ悪いのかい?」

あきら
「まあまあ、そう熱くならずに皆さん一緒にたこ焼き食べましょうよ。ね!」

美女の力は素晴らしい、あっという間に場がおさまったのである。

7人は2階のオープンテラスへと移動し、紹介しあった。


時間は15時ちょっと前。
全員の紹介が終わると、オアシスの話題になった。

まだこの時点では、じーさんとジムの仕事内容は龍之介以外は知らない・・・・