横に寝ているはずのあきらもすぐに目を開け龍之介にこう言った。

「アニメの夢を見たよ。」

龍之介はその夢の内容を事細かに聞いた。まるで「天空の宿ラピュタ」を初めて聞くかのように。
ハッキリとストーリーを話すあきらは楽しそうだ。


そもそも「夢レンタル」は、ドリームドリーマーという枕型の機械に頭を乗せている人にしか
反応しないはず。なのに横で寝ていて、しかも違う枕を使っているあきらが龍之介と同じ夢を
見ている。それもハッキリと!

龍之介は予想はしていたが、ここまでハッキリと自分と同じ夢を見ているとは思っていなかった。
もうひとつ試して見たいことが見つかったがあきらの協力がいる。

「頼みがあるんだけど聞いてくれる?」

あきら
「いいわよ何?」

龍之介
「今日も泊まっていかないか?」

あきら
「いいけど・・・でも夜龍くんバイトがあるんじゃないの?」

龍之介
「今日は休むよ、で、あきらの好きな映画をオアシスで借りてきて欲しいんだ!」

あきら
「それじゃ一緒に行こうよ!」

龍之介
「よし!決まり!」
「この間デート出来なかったから、今日は夜までデートしようぜ‼」

あきら
「やったー!! でも頭痛は大丈夫?」

龍之介
「たぶん大丈夫!」

あきら
「ディスティニーランド行こうよ!」

龍之介
「よし!行こう!!」


龍之介の次に試したいことは、
あきらがドリームドリーマーで夢を見ている横で寝て、同じ夢を自分もみることができるのか?
確認の意味を込めて試したいのである。