朝6時。

二人は同時に目が覚めた。

今日という日の第一声を発したのははるかだった。
「おはよう!もう起きてたの?もしかして起こしちゃったかしら。
ゆっくり寝てて」
と、布団から出ようとしたはるかをそっと見送った。

「何かおかしいぞ・・・・スタンドバイユーを今まで見たことないが何かおかしい・・・」
ギルはこの疑問を早く龍之介に伝えたくなった。

はるかが仕事に行くのを見送ってすぐに龍之介に電話をかけた。

昼から学校とのことなので午前中に会うことに。

じーさんはマンションに帰り、龍之介が来るのを待った。

30分後マンションのドアが開くと、勢い良く龍之介がなだれ込んできた。
早く聞きたくてしょうがない様子だ!

「どうだった?」

じーさん
「見れたよ!・・・・でも何かおかしいんだ、映画の中にはるかが出てきたんだ。」

龍之介
「んっ?マジでっ?はるかさんはちゃんと誰かの役になってるの?それともエキストラ的な
感じで出てきたの?」

じーさん
「それが・・・主役なんだ。僕はこの映画を見たのは初めてだけど、はるかは出てないよね。
まさか! 実は女優! ってことはないよね?」

龍之介
「俺もまだ観てないから何とも言えないけど・・・まさか、 ね~」

龍之介
「じゃ今日、スタンドバイユーを借りて観てみるよ、それではるかさんが出てたら
ビックリだけど、出てなくてもビックリだよね!ところで、話を戻すけど
はるかさんの頭痛はきっと始まってるはずなんだ。多分じーさんに気付かれないように
我慢してると思うから、注意して見てて欲しいんだ。」

じーさん
「分かった、注意して見とくよ。」

龍之介
「明日の朝に連絡するよ」


龍之介は学校に向かった。



じーさんが見た夢は、本来の「スタンドバイユー」だったのか?
それともはるかのオリジナル?なのか?
明日の朝、龍之介の連絡で明らかに・・・・・・!!