はるかを見送ったじーさんはスカイスリーマンションに帰った。
龍之介のマンションに住んでることは内緒にする約束だから、はるかには
ホテル住まいだと言ってあるのだ。
龍之介はあきらと別れてから学校に向かったが、なんだか気分が乗らなかったから
休むことにしてじーさんに電話してみると、マンションに帰ってるようなので
向かった。
じーさんと龍之介はお茶を飲みながら、ダブルデートの日を決め、
場所はディスティニーシーランドに行くことに。
じーさんは龍之介に、最近頭痛は大丈夫か?と聞いた。
ハッとした龍之介は
「やっぱり気付いてたみたいだね、最近はあまり痛くないからもう大丈夫だと思うよ。」
じーさん
「そうか、それならいいんだけど。昔から頭痛と戦ってきたの?原因は分かってるの?」
今まで、頭痛のことは深く聞いたことがなかったが、やはり気になっていたから
思い切って聞いてみた。
龍之介
「昔からじゃないよ。一ヶ月ぐらい前、じーさんと出逢う少し前ぐらいからかな。
原因は・・・・・たぶん夢の見過ぎ・・・・だと思う・・・」
じーさん
「えっ!そうなの? 身過ぎたらそうなるの?」
龍之介
「いや、はっきりしたことは分からないけどたぶんそうだと思う。でもそうなると
はるかさんもほぼ毎日見てるって言ってたから頭痛があると思うんだけど、
どう?」
じーさん
「まったく頭痛で悩まされてる様子はないけどな~」
龍之介
「そうか~」
龍之介は、ダブルデートの時にはるかには協力してもらおうと思っていたが、予定変更。
龍之介
「じーさんに頼みごとがあるんだけどいいかな~?」
じーさん
「いいよ!何でも言って!協力するよ」
龍之介
「ありがとう。 はるかさんが夢を見ている横で、ドリームドリーマーじゃない普通の枕で寝て
欲しいんだけど、いいかな~?」
じーさん
「いいけど何で?いったいどうなるの?」
龍之介
「たぶんだけど、はるかさんが見てる夢をじーさんも見れると思うんだ。
ただ寝てる時に、はるかさんの体のどこかに触れてて欲しいんだ。」
じーさん
「触れてると見れるの?」
龍之介
「たぶん・・・」
じーさん
「分かった、やってみるよ」
頭痛のない人なら、この現象は起こらないはず。頭痛のある人なら、横で寝てる人も見れるはず、
と確信に似た感覚でいた。
でも、じーさんがもし、はるかさんの夢を見れたとしたら、はるかさんは激しい頭痛に
襲われているはずである・・・・
じーさんからの報告を待つことにしよう。