慌てて本店にやって来たはるかが店に入ると、
けたたましい音が店内に鳴り響いた。

アルバイト
「お客様、始めてのご来店ですか?ってはるかさんじゃないですか、
もう、バングル付けてから入ってくださいよ~・・・・
っていうか、このうるさい音なんとかできません?」

はるか
「ごめんごめん!そうね~確かにうるさ過ぎね、わかったわ
もう少しボリュウム下げるわね!で異国の方はどこにいるの?」

じーさんは髪の毛は真っ黒で背は低く、鼻も低い。目の色は茶色
どう見ても外国人には見えないのだ。

はるかは素朴系のじーさんに英語で店の説明をしてバングルを渡した。
「ナルホド!」
じーさんは自分でも気づかず「なるほど」を口にしていた。

ふとはるかは思った。
「私、今男の人と面と向かってしゃべれてたわよね?」

それははるかにとってはじめてのことだった。

じーさんは店内をくまなく見てまわり、何も借りずに
店を出ようとした。

はるか
「気に入ってもらえたでしょうか?良かったらまた来てくださいね」

じーさん
「ありがとう、明日また来ます」

じーさんはちょっと照れ臭そうに小走りで出て行った。

はるかは初めてまともに話せた男性を見送った。


ホテルに直行したグレゴリーは顔を洗い流しはるかのことを思った。
「日本の女性Very Good!!」


おいおいじーさん、いったい日本に何しに来たん?