これは変形性股関節症を患って人工股関節置換手術を行った際の個人的な備忘録です。

同じような病気を持つ方々全てに当てはまらないし、病院のシステムもそれぞれ違うと思いますので、サラッと読んで頂けたら嬉しいです。


1日目


14時前に到着。祝日だったので直接病棟へ上がる。


部屋は一番奥の4人部屋。私のベッドは部屋の奥の窓際だった。




一面窓、写真左も壁で、ほとんど個室のような感じでかなり快適。

窓の外から海が見えた。つまり西向き。高速道路側よりも随分と良い。

家族も一緒に入院中の説明を聞く。リハビリ担当者が来る前に家族は帰宅。

リハビリ先生は30代の若い男性。祝日なので、「リハ当日は違う担当者になるかも」と言いながら足を曲げて角度を確認していった。リハの目標を定めて頑張ろうということになった。

早いけどシャワーを浴びる。2日くらい風呂に入れないらしい。

夕飯までは動画鑑賞。「恋は命がけ」を2話分見る。主演二人は良いが、オン・ソンウにこの役は似合わない。


夕飯。
(ところでいつから写真に日付が出るようになったんだろう?)

あ、煮付け😱
幸いにして、赤魚ではなかった。娘に送ったら「知らんとる間に不老不死」と返ってきた。

消灯の21:30まで動画を見たりスマホゲームしたり。

21時以降は絶食なんだけど、なんせ去年末から、夕飯後は何も食べない12時間断食ダイエットをしてるので、慣れたもんである。(なんと断食続いてます、でも3〜4キロしか落ちてない)

何でも手を伸ばせば届く範囲にモノがあるからとっても便利。天井までの窓の開放感も最高だわ。

消灯してからしばらくスマホいじって、同室者は寝てるみたいなので読書灯を消して自分も寝た。

(同室者とは全く交流なし。韓ドラでよく見かける、リンゴ剥いたり世話焼きやかましおばちゃんもいない(@恋は飴模様)。たい焼きも配ってない)


二日目

看護師がやってきた物音で目が覚める。まだ5時半過ぎだったのでそのまま寝る。

今日は1日何も食べれないらしい。看護師さんが経口補水液を2つくれた。



何が「りんご風味」じゃ。めちゃマズくて半分残す。

看護師さんが点滴用の針を刺しに来る。最初右と言われ、右利きだから左にしてくれとお願いしたが、スマホ持つのは左だし、結構右より左のほうが動かす比率が多かったので右に変えてもらった。

様子をみるため左もまだ刺さったまま。ダブルで痛い目を見ている。。

息子のGPSが起動した。病院に向かってるようだ、なかなか上がってこないと思ったらレストランで食事していた。


れ、レストランだと。。

落ち着け、私は腹が減ってるだけなんだ・・・


今朝起きたら肩こりがいつもより酷くなっていた。試合前の緊張だろうか。。



(ここから翌日の朝5時半にこれを書いてる)


知らんとる間に手術は終わり、

ベッド移りますよ〜
お部屋に戻ってきましたよ〜
熱と血圧を〜
え、気持ち悪いですか〜
げぼっ😨
あー、麻酔薬がね、、


この辺りの時間経過は曖昧。旦那が様子を見に来てくれた。あまり会話できずだがホッとする。暑いので団扇であおいでもらう。


とんでもなく右側が痛い、それに腰痛が半端ない。痛み止めの点滴が早く効いてくれと祈る気持ち。

ここから朝まで1時間おきにイケボの若い看護師が様子を見に来てくれた。2割増で元気が出る。

手術前、部屋のカーテンが開いていて、もちろん帰ってきても誰も閉めてくれてなくて、おいおい、と最初は思ったけど、景色が見えるのって大事だな。
夜景が見れたり夜が明けてくるところが見れたり出来るのはとても良かった。


夜の12時頃、ようやく水分がとれた。喉が渇いてしょうがなかったのでかなりありがたい。

両足膝下にマッサージ機みたいなシュポシュポする機械が入ってるし、尿の管も不快だし、なんとかならんかと思ったらイケボが横向きに体位を変えてくれて少し痛みが和らいだ。

その後、夜中に何度も来る吐き気を耐える、寝付けた頃イケボやってくる、吐き気復活、寝る、イケボ、の連続技の長い夜。

空が白み始めるころようやく吐き気も治まりテレビ台になんとか手を伸ばし、スマホを引き出しから取り出す。

6時頃採血。心電図と指に挟んであるクリップを取り外した。管も午前中には抜けるだろう、と。

歯を磨きたいが無理なのでテレビ台の上に置いたマウスウォッシュでうがいする。眼鏡も届くところにたまたま置いてたので助かった。

横向きにはなったが、足が自分では動かないので寝たきり状態である。上半身は自由だが、朝食食べるのにちゃんと座れずだった。(しかし完食)


10時頃リハビリ先生が来た、車椅子か歩行器かどちらがいいか聞かれたがどちらも経験がない。両方試してみたけど歩行器の方が合ってる模様。

(後に旦那に言われた、帝王切開の時に使ってたで、と。記憶にないわ)

10時半ごろ尿の管を抜く。めっちゃスッキリ!右側は痛いが歩行器を使い、トイレに行った。

14時頃最後の点滴が終わり、針も抜けて、15時頃からまたリハビリ。

傷口というよりもオシリの筋肉がガチガチになっててそこが痛いよう。ほぐしてもらうと叫びたいほどの激痛。使ってない筋肉を鍛えるための運動を教えてもらう。

リハビリ終わったら37.8℃の微熱あり。アイスノンをもらう。

トイレが近い。でも行くたびに歩く練習にはなる。

夜20時。熱があまり下がらず3つ目のアイスノン。

疲れたし眠いので消灯前に就寝。夜中にトイレに2回起きた。なぜこんなにトイレが近いんだろう?(普段は違う)


3日目

右足はだんだん持ち上がるようになってきたが、まだまだ歩行器なしでは歩けず。

5時半に目が覚め、6時まで待って洗顔歯磨き。

夏だから外が明るくなっていいけど冬だったら気持ちも沈んだのかもしれない。


午前と午後にリハビリ。筋肉ほぐし、使い方の指導。痛いところをカバーして歩いていたため、きちんとした歩行が出来てないらしい。

少しずつやっていこう。


手術のふり返り

ゆるゆるのマジックテープで留められた心許ない手術着に着替え、血栓予防の靴下を履く。

私は歩けたので看護師さん付き添いで4階の手術室に向かう。

旦那とは手術棟入り口ではなく、自分のいる入院病棟の別の出入口で別れる。子供が談話室で待っていてくれたのだが、それを知らなくて会えずじまいだった。

つまり、手術棟にすら家族は付き添えないのだった。

4階まで降りて廊下の待機場所で本人確認して、さらに手術室まで歩いていく。広い廊下に銀色の冷たそうな大きい扉が何個も並んでて、布を被った機材がたくさん置いてある。扉にナンバリングが振ってあるけど十何室くらいはありそう。人影もないし、無機質でちょっと怖い。

さらに奥に歩いて、銀の扉が開いて、前室みたいな部屋の右に大きく書かれた数字の扉が私の手術が行われる部屋だった。

入ってみるととても広い部屋に看護師さんやら麻酔科医さんやらたくさんの人がいた。(見たところ全て女性だった)見学する時間もなく、手術台に自分で乗っかる。

正直、ここまで来ると怖いというより「よろしくお願いしますぅー!」な前向きな気分。わざわざ恐怖心を育てることもないし、あ、あれだわ、コンタクト外しててよく見えないからあまり怖くなかったのかもな。。細部までしっかり見えたらどうなんだろうな。

酸素マスクを付けて5分ほど待って、麻酔が始まる。。

シュワワ…と冷たく白い気体が酸素マスクに広がって2秒後、意識が無くなった。


と、こんな感じだった。

ドラマで見る、手術室前のベンチで家族が待機してるとか、手術患者の家族のための専用待合室とかは無く、終わったあと運ばれてくる患者に駆け寄って話しかけたりとかも無く😅ここの病院だけかも知れんが。

(ちなみに偶然見たけどICU前にもベンチはない、たぶん家族といえどもそこでは待機出来ないんだろう)

(徒歩で手術室に向かってるので臨場感もなく。あっさりしたもんだった)


4日目

またもや5時半に目が覚める。寝返りがだんだんうまくなってきた。


14時前から3階のリハビリ室で本格的にやる。リハビリ先生は若い男性なので密着に慣れない。。生理的に無理だったり、おっさんだったりするとちょっとアレだが、爽やか・朗らか系で安心。


先生から筋肉の位置や動かし方を細かく習う。適切に動かせるようになってくると痛みが減るとのこと。きちんと歩く練習をしなければ。。


たぶん便秘でお腹が非常に痛い。看護師さんに相談してサポーターを脱いでみたら軽減された。下剤ももらう。あす朝に効き目が現れるらしい。


病院食のつまらないことといったら。。もう自分で作りたいわ。。



夜。早いけどもう寝ようと、トイレに行くのに試しに歩行器を使わないで行ったら歩けた。ゆっくりだけど。リハビリ先生の教えが良かったのかな、正しく歩けてるといいが。





あってよかったもの

団扇 

ファンだと音に気を使うし充電も面倒くさい


洗濯ばさみ 

カーテン用


小さいクッション

柵に寄りかかって寝るときに楽だし、ふわっとしたものがあるとホッとする


柄はどうかとは思うが。。

キッチンペーパー

何にでも使える、手や顔を拭くときにも。タオルだと洗濯せなあかんけど、ペーパーなら使い捨てでとても便利


ティッシュホルダー

置いて使うより縦に吊り下げられる方がなんぼか便利


S字フック

ハンガーをかけたり充電コードを引っ掛けたり


こういう、角度が変えれるやつのほうが使い勝手が良かった


水筒

お湯をもらってきてコーヒー飲んだり出来る。お湯をもらいにいくのがそもそも面倒くさいが。。


置き時計、カレンダー

日常を意識できるものを置いときたい



手術前に用意しておくこと

ベッドから実際に手を伸ばしてみて届くところに必要不可欠なものを設置しておく。


例として、

団扇、マウスウォッシュ、コンタクト、眼鏡、老眼鏡、スマホ、カトラリー類、冷蔵庫の飲み物は立てておく、など


いちいちナースコールは気が引けるし、術後二日目くらいからは行動範囲がぐっと広がるけど、私はたまたま届く範囲に置いてたので非常に助かった。



つづく(?)