Netflixにて視聴。誰もが知ってる名曲、

「We Are The World」はどのようにして出来たのか。

 

もふぁさんのおススメで見てみました!よかったわー、知らない事ばかりだった。

 

 

もふぁちゃん、借りたよー、ありがとぉー


 

 

原題「The Greatest Night in Pop」 97分 2024年制作

 

 

企画段階からの秘話や作詞作曲、レコーディングの裏側を当時参加したアーティストと制作者たちのインタビューを交えながら紐解いていくドキュメンタリー映画でした。

 

 

曲自体はほんとに有名で、一定の年齢以上の人は知らん人たぶんおらんのとちゃうかと思いますが、どうやって作られたかは意外と知らない人多いのではないでしょうか。

 

 

コンセプトは「歌でアフリカを飢餓から救おう」というものですが、(先日見たK-POPガールズ!デーモンバスターズもそんなだったね)黒人が黒人を救わなくてどーする!みたいな始まりだったのですね。

 

提唱者のハリー・ベラフォンテと、プロデューサーのクインシー・ジョーンズを始め、中心人物だったのがライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン。

 

 

世界で活躍する様々な歌手たちに呼びかけて賛同を得てもらって、作詞作曲はライオネルとマイケルが担当して、スタジオ押さえて、レコーディングはアメリカン・ミュージック・アワードの直後に45人ものアーティストが一堂に会して徹夜で完成させた、って信じられん話。

 

 

個性を極めた才能あふれる彼らでも、大勢の大物アーティストたちと一つの作品を作るなんて、それまでもそれからもなかっただろうし、ドキュメンタリー用に回してたカメラの映像からは緊張感がヒシヒシ伝わって来て、なんかこっちもドキドキした。自分に出来る最大限を出そうと心から努力してる彼らの姿にすごく心打たれました。

 

一つの部屋にみんないる中でソロパート歌う緊張感!

 

 

みんな忙しいスケジュールの中集まったんだね。ツアー終わったばっかりの人や、さっきまでアワード出ててそのままの衣装でやって来た人、マイケルはアワード抜けてスタジオで準備してて。名前と曲しか知らないアーティストたちの素顔が垣間見れました。

 

 

 

最初は様子伺ってたみんながだんだんと打ち解け合って、美しいハーモニーを重ねていって、意見ぶつかってもライオネルが間に入って折り合いつけていく。ライオネルのコミュ能力が素晴らしい!人格者!スティービーワンダーの絶対的カリスマと、包容力抜群のレイ・チャールズ。

 

ボブ・ディランの笑顔の素敵なこと!

 

 

 

名声のためじゃなく、恵まれない人々を助けるために歌う。プロジェクトは大成功を収めて寄付金も多く集まったし、世界中の人がそういう活動があるんだ、なにかできることがあるんだ、っていうキッカケにもなりました。

 

 

 

ほんと、いい作品でした。エンドロールのオフショットがモノクロで感動倍増。最後まで見てほしい。

 

 

もう16年になるんだよねぇ、マイケル。早いなぁ、早すぎたなぁ。