18話から23話までのあらすじ
モノクロ現象の治癒はチョンチョンとの親密な接触だとグー・ユーに説明するタン・チー。同じくクァンにもその可能性があると知ったグー・ユーは策を練る。
新製品キャンペーンイベントのキャラクリエイターとしてユアンが参加することになり、よく見ないでサインしたその契約書にはクァンの参加が盛り込まれていてショックを受けるチョンチョンたち。
クァンとして、チョンチョンとして二倍動くことになった上、タン・チーの目の問題も明らかになっていない。心配事が増えたが何とか乗り切るしかない。一行はキャンペーンイベントが行われる先に出張することに。
タン・チーとホテルが同室になっているクァン。部屋に行ってみると真っ暗な中にタン・チーがいた。四色型色覚は暗闇でも視認がしやすいとはいえ、かなり光に対して過敏になっている様子。チョンチョンは注意深く彼を見守ることに。
せめてタン・チーが打ち明けてくれればチョンチョンがもっと助けてあげられるのだけど、今の段階でそれは無理か・・
色が識別できないと全く仕事にならず、これが公になったらイベントは大失敗に終わる。タン・チーも悩むけどどうしていいかわからず。悩んでいるとクァンはビールでも飲もう!と持ってきてくれる・・、飲みながら喋ってると目の前のクァンがミャオに見えたり、ファン・ジンに見えたり・・
そりゃ、中身は同じなんだからな
でも、どーしてチョンチョン自身を思い浮かべないのだろう???
あー、もう僕はおかしいんだ、
精神科医にかかるべきだ・・とガックリ。
翌朝の早朝、彼の色覚に問題ありそうと踏んだチョンチョンは衣裳部屋に行き、タン・チーが担当する衣装にひとつひとつ着る順番と色を書いてメモをセットしていた。
タン・チーのだけだと不自然なため、全ての衣装に同じように色を書いていくチョンチョン。彼のためもあるけど自分も企画段階から参加しているこのイベントを必ず成功させたい。
チョンチョンのおかげで一人で衣装を着て会場をチェックするタン・チー達。するとライバル会社の代表らが来場してるのを見つける。
企画する方もコスプレするなんて面白い取り組みだわー でもジェン様は長髪の方が似合うのよー
彼らはタン・チーの会社の女性をヘッドハンティングしてて、彼女が彼の目の異常を盗み聞きして知らせてたのね。
コイツよ。「ええ手土産持ってくから雇ってや」とチクってたのよー、最低!
この人「長相思」ではいい役だったのにー
で、公開メイクショーみたいなことをやらせようとすんのよ、色盲ってこと暴露するために。チョンチョンが傍にいてくれればなんとかなるんだけど、クァンの役割もあって連絡が付かないの。ピンチーー
万事休すって時にようやくメイク道具一式持ってチョンチョンが現れる。
間に合うたー
彼女だけ極彩色・・より輝いて見える??
安心したタン・チーはチョンチョンにメイクを施す。
ぎゃー、ジェン様がメイクしてあげてるーー この人きっとメイクめっちゃ好きだと思うんよね、普段のインスタ見てたらそう思う。まぁこれだけ整ってりゃあなー
ライバル会社のこいつら、思惑外れて「なんやねん」って顔してるわ。
ザマァだわよ
メイク終わって、観客から「綺麗だね」と褒めてもらえるチョンチョン。
今までそんなこと言われたことなかっただろうから、嬉しいよねぇ
タン・チーも、
綺麗だよ、って言ってくれる。
いやいや、私の目にはアナタの方が何倍も綺麗ですよ・・
そしてタン・チーは色盲になってることを告白。治療方法は君との「親密な接触」なんだ、と言いにくそうに話す。
「親密な接触」・・・えーい、もっとはっきり言わんかい。キスなのか、ハグなのか、いや、ハグだけではだめだったもんな、じゃあキスかい!?ついにキスシーンなのかい!?
チョンチョンが「怒らないでよ??」と言って彼に・・・
頬にキス・・!
ちゃ、ちゃうんや、ほっぺじゃないんや・・・んでブチューて感じ、なんなの
でも効き目は抜群で。
キスされた瞬間、あっという間に彼の無色だった世界に色が満ちていくの。
久しぶりに見た綺麗な景色
でも、タン・チーは色が戻った事より、キス(頬だけど)されて放心中。
ほぁ・・・
えーい、前ドラマであんなにうっとりするキスを見せてくれた職人はどこへいったのだ!
我に返って、照れて逃げるように行ってしまったチョンチョンを急いで追いかけるタン・チーでした。
ようやく、チョンチョン本人を気にかけ始めたかなー
チョンチョンはただ単に照れてるだけじゃなく、心底忙しくて。これから舞台で演技しなくちゃならんの、クァンとして。舞台袖で調整作業もしなくちゃだし、どうやってこなすのか。
チョンチョンが仕事してるのを横目で見ながら、舞台が始まる。クァンの出番になるとチョンチョンの姿が見えなくなる。
なんだか彼女の行動がおかしい・・。
そして気付く、チョンチョンとクァンが同時に存在してるところを見たことがない、ということに。
よう気付くな・・。気付いたところで答えなんか普通出ないのに
タン・チーは言葉に出来ない何かを感じ取ってるんだわね、二人から同じ印象を受ける事とか。グー・ユーらはタン・チーの言葉を聞いて「んなこと言ったって」と言うけど・・・
このグー・ユーともう一人の仲間って、お互いへの信頼感がすごいのよ。頭ごなしに否定しないし、とりあえずこんな突拍子もないことでも「そうかな?」って一度聞き入れてくれる
色の識別が出来たのはチョンチョンだけでなくクァンもだった。無事に終わったイベントの後、タン・チーはチョンチョンに直接聞くことに。
どう聞かれたって肯定することは出来ない。なんとかその場を誤魔化し、クァンはもう退場させようと決め一足早く宿を出るチョンチョン。
ところがどっこい、タン・チーもくっついて来ちゃう。
マズイ・・、そして雨が降って来た・・、雷も鳴り始めた・・。アプデが来るかも・・。
案の定ていうかなんていうか、運転中に顔が変わったりして無理やりチョンチョンが幻覚見たんじゃない!?とか、まぁちょっとここのくだりは割愛、だって子供だましなんだもん。いくらなんでもそんな都合よく幻覚だなんていい大人は信じないと思うぞ。
とにかく一度疑問を持ったらとことん突き詰めないと気が済まない研究肌のタン・チー。彼を丸め込むのは相当タフだし、言っちゃあなんだけど、ブレスレットのことさっさと話したっていいのでは?? もう以前みたいに彼を悪く思ってないんだし。それを言うとドラマにならない?まぁそうなんだけど・・。
二人のラブストーリーがなかなか始まらないもんだから愚痴っちゃったわ だってもう20話とかなのよ!?三分の二まで来てんのよ・・。
運転中にまたもやブレスレットのアップデートが始まり、またまた出社出来なくなったチョンチョン。(そんなしょっちゅう休んでてようクビにならんな)
そしたら諦めない男、タン・チーが自宅までやって来た。姉が応対しとりあえず外に出る。
チョンチョンの居場所を聞いていると、本人が現れる。君とクァン両方に会いたいんだというタン・チー。そしたら後ろからクァンがやって来た!!
なんだか具合が悪そう・・と思ったら、
血ぃ吐いて倒れたーーー
突然のことで動けないタン・チー。
救急車で運ばれて行くクァンに付き添うチョンチョン。そして深夜になりクァン死亡の連絡が入る。
具合が悪いのを知らずにクァンを無理やり呼び出した。こんなことになったのは僕のせい、ってまた自分を責める。
もちろんこれは3人の仕掛けた茶番トリックで。
でもこの(雑な)やり方は非常にまずいと思うわ・・。タン・チーはかなり賢いし、ミャオは落雷で亡くし、クァンみたいな若い子がいきなり死ぬとか、こんな偶然が続くわけない。そして彼を騙し続けていいことなんて一つもないのに・・。チョンチョンは彼の目には心因的ショックがとても悪いと知らないからな。
自分が追い詰めたから二人が亡くなってしまった、ほんとに精神科にかかるべきだ、と落ち込むタン・チーを慰めるグー・ユー。
ブレスレットの最新版は第三者に3D投影できる機能だったの。この場合ユアンにクァンのフリをさせて同時に存在を見せつけ、タン・チーの目の前でクァンを始末するという算段。(クァンはタン・チーにとってなんてことない存在なんだからもっと自然にフェードアウトさせれたと思うんだが・・)
結局タン・チーはチョンチョンに罠を仕掛け、ついにブレスレットの秘密を知ることに。
彼の目の前でブレスレットを操作してミャオやファン・ジンの姿になってごめんなさい、と謝るチョンチョン。
ヒトだけじゃなくてアルパカにもなってたの、ごめん・・
「オメーもかよ・・」「・・・すまん」
予想していたよりはるかにぶっ飛んだ内容だったろうけど、謎がようやく解けて呆れているようにも見えるタン・チー。
騙そうとしたわけじゃなくて、噓に嘘が重なってどうしようもなかった、と説明するチョンチョン。
打ち明けようと思ったけど勇気が出なくて・・。
タン・チーは「ミャオにも、ファン・ジンにも、自分は拒絶されたにも関わらず彼女たちを煩わせてしまった、だから君はそうしたんだろう」と分かってくれる。
でも去り際彼の顔を見たら、
目にいっぱい涙が溜まってるのを見てショックを受けるチョンチョン・・・。そりゃそうだって・・。チョンチョンが悪かったとは思わないけど、この人もっと悪くないもの
翌朝出社するとエレベーターでタン・チーと一緒になる。
笑顔もなく会話もない、けど、チョンチョンが来てるセーターの後ろのボタンが取れてるのに気付いてコートを貸してくれるタン・チー。気にはかけてくれてるみたいだけど・・
チョンチョンたちの新しいプロジェクトは懐かしい香りのする香水。「ホワイトポニー」と名付けられたその香水はタン・チーの作ったものだった。香水のプロモーションを考えるチョンチョンたち。
その後、タン・チーは外出先で偶然チョンチョンを見かける。
どっかのパティスリーみたいなところで試食しまくってる。
今は仕事中なはずなのに、デートしてる??
チョンチョンに直接聞いてみるけど、「外で仕事してます」と言われ・・。仲良さげにしてる二人を見てよく思ってなさそう。仕事サボってると思ったのかな。
彼女の行動はなかなか信用しづらいわな、今までの事考えたら。
街角でこんなイケメンがぼーっと立ってたら攫われちゃうわよ、私に。
その後、とある老人ホーム?みたいなところを訪れたチョンチョンら。おばあ、おじいにさっき購入したお菓子を食べてもらい、香水について市場調査しようとしてたのね。
おばあたちはチョンチョンの意図を誤解して帰ろうとするんだけど(そもそも香水なんて私たちには必要ない、とか言われてしまう)、チョンチョンは写真加工アプリを使い、おばあたちの写真を読み込みAIで作成した若かりし頃の映像をスクリーンに投影する。昔の綺麗で輝いていたころを思い出し、喜ぶおばあたち。
過去を思い出させる香りがする、この「ホワイトポニー」という香水。タン・チーは恩師を訪ね、この香水のサンプルを手渡す。彼は視覚記憶はせいぜい4か月ほどしかもたないが、嗅覚の記憶は永遠だ、と説明する。
そう、なの!腑に落ちたわ、だから何十年も前に嗅いだ匂いでも覚えてるんだわー。私が高校一年の時にホワイトデーにもらった小さなカードに染みこんでた匂い、いつまでたっても覚えてるの、だからなんだー。(TMIすんません)
タン・チーはこの香水で過去の思い出に還れる「プルースト効果」を狙ったのね。
※プルースト効果:特定のにおいが、それに結びつく記憶や感情を呼び起こす現象 チョンチョンは彼のコンセプトを正確に理解してた、と。
タン・チーはこのあとチョンチョンが訪れている老人ホームに行き彼女の仕事ぶりを見る。
彼の持ってきた花束の香りがきっかけになって、過去の思い出を次々に楽しそうに話し始めるおばあたち。ようやく心を開いた彼女らに香水のサンプルを配るチョンチョン。
楽しそうに、でも力強くプロモーションを始めるチョンチョンを見て、タン・チーはミャオの面影を思い出す。
あぁ、ミャオもこうやって自分の意見をはっきり主張していたっけなぁ・・。
僕が好きになったファン・ジンもこんな感じだった・・・
ブレスレットで変身してたことももう知ってるし、
ようやく、実物のチョンチョンと彼女らの印象が一致してきて、
そうなったらもう彼女から目を離せなくなった、愛に忠実なタン・チーでした・・・
好きがダダ漏れ~
こんな感情が丸わかりの人って、危なっかしくて愛しくって守ってあげたくなってしまう