リンシャオとジェンジェンの仲はどうやら順調そう?
もう一人のライバル、ズーチウの心境はいかに・・・。
心の戸籍
ジェンジェンとの結婚に拘るズーチウに、
兄さんが世話したいのは5歳の私。10歳の私で16歳の私なの。今は私はもう25歳なんだよ。
法的に戸籍に入ってなくても私の心の戸籍にはしっかり、
こう入ってるんだよ。
「リンシャオは?同じ戸籍にいるのか?」
父リンハーピン、長男リンシャオ、って。
私たちは一緒の戸籍だよ、とジェンジェン。
不安をかかえたままのズーチウだけど、すこし気持ちが晴れたかな?
リンシャオの求めるものは
ジェンジェンは一体いつから私が好きだったの?と聞いてみると。
高校生の頃だよ、お前を部屋に入らせなくなっただろ。
えー、早熟だね。
お前が遅いんだよ。
シンガポールにいる間に私が先に結婚しちゃってたらどうしてたの?
・・。離婚を待つか、子育てを手伝うか?
ヒィ・・
離婚しなかったら一生兄でいたよ。
いい子はいっぱい他にいるのにどうして?
・・・俺みたいな奴は、
お前と一緒にいるのは俺の本能で、救いなんだ。
ジェンジェンに手を差し出して、「つかんでくれないと、俺は沈む」って言うのよ・・。
いつでもつかむよ!
そのパワーは、私にもないや、小兄さんと兄さんに全部使っちゃった!っとほほ笑む。
まぁ、ええ雰囲気になるよね。
もうちゃんと目を閉じる・・・
邪魔はお約束やけど。
心の闇が深いリンシャオ。ジェンジェンがほんとに薬になってるのね。
もうここはこれでくっ付いた、ってことでいいんかな?
ズーチウ帰国の真実
イギリスから突然帰国したズーチウ。あれほど執着してた実父からはなんの音沙汰もなく、家族は不審に思ってたんだけど
ようやく詳しい話が聞ける。実はホワグァンは2年で彼を放逐していた。というより、ズーチウの反抗が収まらなくて経済支援をしなくなったのね。カフェの資金なんかは働いて貯めたらしい。
カフェの経営不振の解決の糸口について意見が割れる3人。
とりあえずこうしてみる?というズーチウとジェンジェンの案を正論で覆すリンシャオ。何でもかんでも私たちのすることに水を差すんだから!とジェンジェンが言うと、
「私たち?」あっそ。
あら、イジけたの?珍しい。
お前フォローしに行けよ
やだよ、小兄さんが行ってよ
お前が行けっつーの!
・・・
でも、リンシャオはドア開けたらそこで待ち構えてるの。
27秒。
・・・は?
彼氏が怒ってお前は27秒でやって来た。
ヘヘヘーン
何コイツ、ほんとになんて言うか、、、
ジェンジェンは、
か、彼氏って、まぁそうか、彼氏だね、っつって。
結構あっさり陥落したジェンジェンでした。相手が悪いわww
って言うんだけどさ、そうは問屋が卸さない。
暗闇の中の光
なんとなんと、ジェンジェンたちの奇妙な三角関係が記事になってしまい世間の知るところとなる。
ガビーン
でも原因は、当のジェンジェンにあって。
少し前に兄たちから告白されて悩みに悩んでどこかの悩み相談サイトにつらつらと書いてしまっていたの。個人特定できる内容で。おばかさん・・・。
そのニュースでついにズーチウもリンシャオの気持ちを初めて知る。リンシャオも、まさかズーチウもジェンジェンを想ってるとは露にも思わず。
お互いにどーいうことだ!って憤るんだけど、
「俺たちは付き合ってる」って仕方なしに宣言。
青天の霹靂。ズーチウがあれほど望んだ「ジェンジェンの伴侶」というポジションにいるのは幼馴染のリンシャオ!
なんで俺じゃなくてヤツを選ぶんだ、
みんな俺を捨てるんだな、って部屋に戻るズーチウ。
恋愛と家族愛がごちゃまぜになって分からなくなってるズーチウ。もー、だれか助けてあげてほしい。。
ジェンジェンはズーチウの気持ちも考えて、
って、言うんだけど、これにビックリするくらい反応するリンシャオ。ジェンジェンはズーチウに気遣って言ってるだけなのに、
「じゃあ俺じゃなくてヤツに選びなおす?」って言うのよ。なんて極端な。いつでも客観的に物事を見れる大人なリンシャオなのにどうしたんだろう、また例の焦らしプレイなのかな?
これにはジェンジェンも怒る。「私をバカにしてない??」
たまらず店を飛び出すリンシャオ。こいつよく人を置き去りにするよなー
ジェンジェン急いで追いかけて「何言ってるのよ」って言うんだけど、リンシャオは「ランとなんで別れたか検証してみる?」って言って目を閉じるの・・・。
最初何やってんだろ、と思ったらキス待ちだったのね、ランとは公衆の面前でキス出来なくてそれが原因で別れたと思ってるから?
こんなところで普通でもせんやろ、しかもこんな言い合いしてる時に。
と思ったのはジェンジェンも一緒で、出来ないよ、今は。って言ったらまた怒るんだよ・・・「いーよ、しなくても。俺たちは10数年前から家族なんだし、キスしなかったとしても、俺たちの関係は愛より強固なものだし」
「好きじゃなきゃ付き合うわけがないでしょ!!」とジェンジェンは声を荒げる。
もしかして、同情で付き合ってると思ってたのかな。(あんな変態な迫り方しといて?)
リンシャオはとても不安そう・・
お前には友達も多くいてひとりでも幸せだけど、俺は違う。
あまりな極論にビックリのジェンジェン。
兄さんの世界にいるのは私だけじゃないでしょ、シンガポールでも介護や学校の他に何かすきなものはなかったの、どう過ごしてたの?
お前に会いたい、家に戻りたいと叶わぬ夢を見てたよ。お前に会いに戻って結婚し、幸せに暮らして、時には子供の名前を考えたりもした。
疲れ果てて逃げ場のないシンガポールでの生活がここまで彼の人生に影を落としているなんて・・。
心許せる友達もいず、ジェンジェンがいなければひとりぼっちなリンシャオ。
ジェンジェンは堪え切れずリンシャオを強く抱きしめる。
ジェンジェンの想像を絶するリンシャオの精神状態。
ジェンジェンはリンシャオにとって、本当にたった一筋の光だったんだわ・・。
私は輝く光の中にいる彼を遠くから眺めていた。でも私の知らないところで砕けていたなんて。どれほどの苦しみを抱え、どうやって砕けた破片を拾い集め元の形に戻したのか。今彼のそばで私は見た。この全身に亀裂の入った姿を。
自分の母からは決して教えてもらえない「人の愛し方・愛され方」。このシーンは号泣でした・・・
と、同時にとても重いなぁと思った。自分がいなくなったらこの人はどうなってしまうのか、っていうプレッシャーが。今はいいけど、(別れるとかじゃなくても)いつかそうなるときが来たらどうするの?チェンティンとリンシャオの関係にも、とても似てる。。リンシャオの精神的自立のために、そう、病院よ!こういう時はメンタルクリニック!
翌日ジェンジェンはリンシャオをランチに誘う。一緒にいることこそが一番の薬だとよく知ってるジェンジェン。
ほい、追加の特効薬!
襟元を引き寄せるジェンジェン
暑い日中のデートはベッドの上で映画鑑賞。
スイカは9割が水分なんだけど、よく許可したなリンシャオ
ジェンジェンは少しずつシンガポールでの生活のことを聞く。悪い感情でも思い出して口に出すことで、案外スッキリすることもあるもんね。
リンシャオもジェンジェンになら話せる。
初めての介護で分からないことだらけな日々。体が思うように動かない母のヒステリー、いつ病状がよくなるか分からない不安、まだ小さいシャオチョンズを気遣い。
病室が暗くならずにいたのは妹の明るさのおかげだったと。
厳しいリハビリと改善しない現実に自殺を試みる母、ショックを受ける妹・・。
辛い過去を話しながら寝てしまうリンシャオ。
娘の恋人
ほどなくしてリンシャオとジェンジェンの仲が父に知れる。ズーチウの反応が気になるハイチャオだが、案外ズーチウはあっさり。やっぱり男女間の気持ちよりも家族愛の方が大事なズーチウ。
破局したら俺が奪うし!
いいんか?お前はそれで・・ってハイチャオ。
ハイチャオはいろいろ少しびっくりしたよう。でももう大人なんだから自分たちでしっかりと、って言うのみ。この人の素晴らしいところはこの子離れさよ!強要や支配なんて持ってのほか、いつでも3人の気持ちを尊重し否定しないで事情を聞く。感情的にならずに適切なアドバイスを言う。ジェンジェンの性格の良さ多分に父親譲りだね。明るくて我が道を行くのはお母さんに似たのかな
お前はずっとリンシャオにべったりだったけど・・もしかして昔から!?
違う違う!つい最近だよ!
ほんとか・・?
きょうだい同然に育って愛が生まれたのに納得いかない様子の父。
いやだって、あの品性とルックスだよ、ずっと私を好きだったって。
ないない。私の娘があんなイケメン家に連れてきたら、靴脱ぐ前にOKするで。
でもハイチャオの表情は優れない。リンシャオには大満足だけどあの母がいては・・。結婚したら大変だぞ、ってことよね。
まぁ、これはそん時になったら考えたらいいよね。
ハーメイの矛盾
後日ハーメイが店を訪れた。ズーチウとは無関係!ってかたくなに拒んでた割にはよう来れたな・・。
結構な笑顔やし、息子まで連れて。
さっそくハーメイ息子・ドンドンに食事させるハイチャオ。
筋金入りの父性本能を発揮する。
ハーメイは店にわざわざ来た理由を話す。
あらまぁ。・・・めでたい話ちゃうのん?
ホテルのレストランでアルバイトをするズーチウを見かけたハーメイは経済的に困っている理由が分からず、ホワグァンの連絡先を聞きに来たのね。父の援助があるのになぜカフェの経営難でバイトせざるを得ないのか、納得がいかないハーメイはその場でホワグァンに連絡し、ようやく勘当された真実を知るの。
ホワグァンを罵倒し、お金を払うように要求するハーメイ。
カッコいいわー、でもなぜこんな男に引っかかったの💦
ぶつぶつ文句言ってたホワグァンだけど、すぐズーチウの口座に大金が入金する。
なんと100万元!(2020年だから1500万円くらい?)太っ腹だなー。
まぁ、きっと使わないで返すんだろうけど。
父は苗字を変えて自分の息子として籍に入れたい。ハイチャオを否定してそれを強制するもんだからズーチウも反抗的になってしまう。
でも正直、もう大人だから罵り合わないで解決してよ、と思う。何年こんなことしてんねん。長いんだわ、この人たちのバトルも。
ハーメイがホワグァンに連絡したと知り、邪魔だから捨てたくせになぜ!?と疑問が止まらず、我を失ってパジャマのままで家を飛び出しハーメイの店に行くズーチウ。
その後、店にやってきたハーメイとハイチャオ。
親子かよ
自分を迎えに来たのではない、と言い切ったのになぜ関わるのか。なぜ自分はいつも捨てられるのか。そして捨てられるたびにジェンジェン一家に拾われるのはダメだろ?だから努力して店を持って稼いで恩返ししようと思ってるのに・・。
ホワグァンのことも母のことも本当に恨んでない。でも頼むからもう関わらないでくれ・・・涙交じりにハーメイに伝える。
両親の愛情の在処がさっぱり分からないズーチウ。
きっと何かまだ大きな秘密があるんだね、どうしてもズーチウと一緒にいてあげられない秘密が。こんなに泣いているのだし。
リンシャオとズーチウの心の闇を、ジェンジェン、あんたが照らすのよーー
手のつなぎ方に差があるなー・・・