犯罪都市4を映画館の大迫力で見てすっかりキム・ムヨルに魅せられたので、次のムヨル作品を見ようと時系列で古いものから、と検索したら出てきた「ウンギョ 青い蜜」。

 

 

あおいみつ??あらすじに「エロティックラブストーリー」とあるが・・・。

 

 

あのムヨルが?エロティック?キム・ゴウンと?

 

 

・・・まぁ、

見てやってもいいわね・・コホンニヤニヤ

 

 

 

 

以下バッチリネタバレしてます!

 

 

で見たのだけどさ、ムヨルがJKゴウンちゃんに食われてたわ。いや、そういう映画じゃないんだけどさ、そう見えたって話よ💧

 

 

大御所の70代の爺さん詩人パク・ヘイル(ジョギョ)とJKゴウン(ウンギョ)がひょんなことから出会うんだけど、その爺の一番弟子の男ムヨル(ジウ)が二人のただならぬ妖しい雰囲気に複雑な感情を抱き・・・って設定。あ、パク・ヘイルは老人の特殊メイクしてました。なぜかは後になって分かった

 

 

 

JKゴウンちゃんがこれまたエロくてね。計算してるのかほんとに無垢なのか、爺さんに対してもジウに対しても無防備でね。撮る角度とかもまたエロい。てろんてろんの胸元見えそうなトップスにこれまた短いパンツはいて家事したりして。

 

 

爺さんもJK(子供)とは見れなくてついつい女として見てしまうくらいのエロさ。自分はもう枯れてると思った爺なのに、なんとウンギョ効果で甦る。なにが? 夢の中で裸で戯れる若かりし頃の自分と彼女・・。ウギャーガーン パク・ヘイルぜんぜん好みじゃないっ 見たくねーー!!

 

爺に自分と同じように胸にヘナタトゥーをしてあげるウンギョ。キモチワリイナ…

 

 

でも、これはただのエロ爺物語じゃないのよ。そりゃあ、ちょいちょい性的な視点でウンギョを見てしまいもするけど、若かった頃の気持ちを甦らせてくれたウンギョに、大御所扱いしかしてこない周りの人間とは違い、全く計算なく接してくれるウンギョに、ほっこりする爺の物語なのよ。そうか?ただの変態爆誕物語では?

 

 

夢から覚めた爺は思い余って溢れて小説「ウンギョ」を書いてしまう。赤裸々な性的描写が続くその変態小説をふとしたことから弟子ジウが見つけてしまうの。ギョエーガーン

 

 

今や偉大な詩人として世間から認められてる爺の書いた最新作は、もちろんただの官能小説に収まらず、文学的に認められて大きな賞を獲る・・・、これを自分の作品だと偽り発表したジウによって。自分には絶対に書けない素晴らしい作品に、尊敬通り越して才能に嫉妬してついに爆発したジウ。

 

でも一方で、ウンギョの女としての魅力には抗えず、貪るように体を重ねるの。ゴウンちゃんの体当たりラブシーンすごいっす。。。

 

 

ジウとやることはやってても、彼とは体だけの関係。本命は爺であって、その詩の世界観を感じたいウンギョ。ジウは感傷的なことはサッパリ分からない、ある意味物書きとしては致命傷負ってるタイプの人物で。

 

 

2人のイチャコラHシーンを全部覗き見して大興奮で大嫉妬の爺。複雑よなぁ。。一方的だとしても、大事なプラトニックな関係をぶち壊したジウにも腹が立つし、ウンギョには性的に何も出来ないし。。そこから爺の取った行動は、、、まぁ理解は出来るけどねぇ。。

 

 

 

(一見して)いい師弟関係にあった二人の男たちの間柄が、突然現れた女子高生にしっちゃかめっちゃかにされ崩壊してしまったという物語でした。(全部言うなよ)

 

 

個人的には、このウンギョて子は分かっててやってたと思うわ。自分のウリは「若くてピチピチな体と天真爛漫なこの笑顔」って。

 

あの制服の採寸のシーン。上下ギリギリまで短くオーダーしてさ、男にそう見られたい・見られてもいいってことやん、と。ちょっと手を上げたらお腹見えるんやで?ガーン

ウンギョという蜜に男は群がらずにはいられないんだろうな。これが初めてじゃなさそうだし。

 

 

 

ムヨル・・・。良かったけど・・、こんなんちゃうな、私の見たかったムヨルは。もっとカッコいいムヨルが見たいわ。もうそれか真逆のノワールなムヨル。

 

 

 

 

とにかく、キム・ゴウンがすごいです。男二人が霞むほど。

 

これがデビュー作ですって。。ガーンガーンガーン

こんなん一作目でやったらなんでも来いやし、一目置かれるだろうし、女優魂がすごい。

 

 

ちょっと面食らった映画でしたが見て良かったですおねがいおねがい