私はNETFLIXで見ましたが、アマプラもU-NEXTでも視聴置出来ます。
2019年 イギリス・アメリカ 117分
あらすじとキャスト
ジャック(ヒメーシュ・パテル)はイギリスの片田舎の無名ミュージシャンだが鳴かず飛ばずでついに夢を諦めることを決意。幼馴染の女性マネージャー・エリー(リリー・ジェームズ)にもその旨を告げ、最後のステージを終えて帰宅途中バスにはねられ意識を失うジャック。目覚めたジャックはこの世界に「ビートルズ」が存在しないことを知る。
ビートルズの歌を歌い、段々と世間に認められていくジャック。故郷を離れリリーとも別れ、自分のやっていることへの疑念が止まらずついにある決断をする。
かんたん感想
感動するような、感動したらダメなような、不思議な映画でした。
いろいろあったけど長年応援してくれた女性マネージャーへの愛にようやく気付いて一歩踏み出すという軸はあるけど、それよりもあまりにも「ビートルズ」の存在が大きくてどう捉えたらいいのか分かりませんでした。
無名のジャックを見出す役割でエド・シーランが本人役で出演してるのですが、この人の存在感のお陰でどうにか見れた気もする。(演技はともかく)
随所に演奏されるビートルズの名曲たちは物語を彩り、本当にリスペクトして作ってるのがわかります。だけどビートルズに影響されたとされるロックバンドは存在せず、バンドが結成されていないのだから「あの人」は存命している世界・・。「こんな世界をファンタジーであっても見てみたいよね」って思っていいんかな・・。
でも、コメディ調なのでおもしろいところもたくさんありました!総合的に見て好き嫌い、賛否分かれる映画だとは思います。
一周回って二周回って、そしたらいい映画って思えるんかもしれないな。そして使用されたビートルズの楽曲とそれらにまつわるエピソードなんかを理解するともっと感動するかもね。私は無知過ぎたわ。