おススメに流れてきたので軽い気持ちでちょいと視聴。
2018年 73分(短っ) アマプラとかU-NEXTとか。
あらすじ
19歳の時にヴァンパイアになってはや500年のラン(チョン・ヨンジュ)は美容室を営み細々と暮らしていた。常食は向かいの肉屋で調達した牛のレバーをミキサーにかけた特製ジュース。今は人間の生き血を飲まなくても生きていけるーー貧乏ではあるが。
ある日知り合った19歳の俳優志望の青年ソニョン(ソン・ガン)から、昔の恩人ファン・ジニと同じ匂いを感じたランは彼から目が離せなくなっていく。同じようにランに惹かれていくソニョン。ヴァンパイアであることをひた隠しに生きてきたランだが、ソニョンを見ると無性に噛みつきたい衝動を抑えることが出来ない・・・
かんたん感想
500年生きてきた割に生計が未だにうまく立てられない不器用なランが面白い。ある日突然ビルのオーナーから家賃を3倍にすると言われて必死に美容室のビラを配りに行くのだが、全く要領を得ず肩を落として帰って来る。突如現れたソニョンに惹かれるがヴァンパイアと知られるわけにもいかず、それでも気持ちが抑えられない女子なランがとても可愛い。
匂いしちゃうと噛みつきたくなるのでソニョンのメイクをするときは鼻栓使用。
ソン・ガンは今よりだいぶ若くてデビューして翌年くらいの映画のようです。初々しいけど存在感と色気はこの頃から健在。キスシーンもありましたが無邪気な少年から少し大人の男性に見える瞬間を魅力的に演じてました。
ヴァンパイア役のオーディションを受けるからと、演技指導を願い出る真剣なソニョンだが、募集要項をよく見てみるとヴァンパイア役ではなく隣に住む少年役。どこか抜けてるソニョン。
ソン・ガンを美ゴリ推ししてない作り方もいいわ、普通の青年役ってところが。
映画の雰囲気は深刻さはゼロで、ブラックコメディというわけでもなく、ほどよく力の抜けたクスっと笑える作品でした。短いのでサクっと見れるところも良かったです。キャピキャピしてない女主人公なので静かな雰囲気です。
おすすめ度は☆4.5個!(満点は7個)
後々あまり記憶に残らないかもしれないけど結構楽しめました