少女神の摩訶不思議な存在と言動が分かるよーで分からないよーで。。。
全ての人間へのどんなささいな不幸も滅亡の責任、て結構キツイわね。「滅亡」を造ったのも神なんだし、あんたにも責任はあるだろうに。
でも少女神はこう言うのよ。
現実世界に戻ってきたふたり
あの子の不幸はあんたのせいなのにあの子から愛されたいと?と神は言う。
何にも言えない滅亡。
怒り心頭・・・。
ドンギョンは一日中消えてしまった滅亡の事を考えていた。でもついに地下鉄の駅でホームの向こう側に見慣れた人影を見つける・・。
滅亡だ!
いそいで駆け寄るドンギョン。
でもあんまり嬉しそうじゃない滅亡・・。
帰りの車の中でドンギョンは滅亡がどこに行ってたのか、もしかして逃げてたのかと問い詰める。追い出されてたと答える滅亡だけど理解できるはずもなく。
今までドンギョンに不幸を与え続けていたことをすっかり忘れ自覚すらしていなかった滅亡は、以前のように気軽に接することが出来ない。
神もイジワルよね・・・ドンギョンとの関係にクギ刺して、それがしっかり滅亡に効いてる。
ドンギョンは急にいなくなってしまった言い訳も聞けず、「アンタの家を教えてよ、そしたらまた追い出されたときに探しに行けるから」と。諦めたように車の進路を変更する滅亡。
実際に存在してたし、豪邸に言葉を失うドンギョン。確かにドンギョンの部屋と繋がっていたあの部屋はファンタジーみたいだったしな。
次に追い出されても探せそうな場所にあるんだね、と呟くと
探すことは出来ないらしい・・。やっぱ空間が捻じれてるとかそういうの?
滅亡は「お前の言う通り、俺の事は愛してはいけない。愛せない。だからお前の願いは叶えてやれない」と意を決したように話す。そして「お前の事を愛するのは不可能だ。もうやめよう。一緒に住むのを」と・・・。
ガビーン・・・。
滅亡に近寄ろうとした瞬間
自分の部屋に引き戻されるドンギョン。もう滅亡の部屋と繋がっていない自分の部屋に・・・。
一方ヒョンギュはジナのSNSの写真から目を離せないでいた。
この人もねぇ・・。未練がねぇ・・・。
別れた経緯はヒョンギュのカッコつけが原因だったよう。大学受験を失敗し、勢いで留学すると友達に言ってしまい、その気もないのに留学することになった。
自分で勇気が出ず連絡すらできないヒョンギュは、頼みこんでジュイクに別れのメールを送ってもらう。
留学先でもうまくいかず、すぐ帰ってきたヒョンギュ。ジナに本当の事を言えず(帰ってきたことも言えず)そのままフェードアウト・・。うわぁ・・・な過去。ジナ引きずる訳だね・・。そんで今に至るの?10年は経ってるよね?うわぁ・・・
コトの顛末をソンギョンに説明するヒョンギュ。
ごもっともな意見・・。
すごく好きすぎて、
恥ずかしかった、ですって。ハァ・・・。だみだこりゃ。イケメンなのにもったいない。
心の内を打ち明けてソンギョンを気に入ったヒョンギュは自宅に連れていきジュイクと初対面する。It’s a small world、完成。客としてジュイクの顔を覚えていたソンギョンはジュイクがドンギョンの同僚だと気付く。
ソンギョンは人好きな性格だからヒョンたちにもすぐ気に入られる
翌日、担当している作家タルゴナが休業したい、と言い出しドンギョンは困惑していた。彼女はガンを患っており連載は難しいことを告げる。
タルゴナ先生は今まで気を遣い過ぎてきたことを後悔していると。
ドンギョンもそうやって生きてきたことを自覚してるからこの言葉は刺さるよね・・。
「他人を褒めてないで自分をもっと褒めたらよかった」と言うタルゴナ先生。
その日の飲み会で、タルゴナ先生について暴言ばかり吐く男性作家についにブチ切れたドンギョンは、自分の境遇を暴露してしまう。自分はガンで3か月の命だと。
爆弾投下して席を立つドンギョン。
でもドンギョンってこういう性格じゃないんだよね、人を急に不安にさせるとか気分悪くさせるとか。もともと人一倍気を遣う子なのに、滅亡のこともあるしタルゴナさんのこともあるし、爆発しちゃったんだと思うの・・。
歩きながらそういえば今日は滅亡に手を繋いでもらっていないことに気づく。
どうにかして滅亡を呼びたいドンギョンは「死にそうになってるアピール」を始めるw
いつかの横断歩道に来てみたり、
自宅屋上から飛び降りるフリをしたり、
でも、来ない・・。
疲れてそのまま寝てしまったドンギョンのもとにやっと滅亡が現れる。
そっと手を繋いであげる滅亡。
起きてるドンギョンには会いに来れない滅亡。
翌朝起きたドンギョン。
自分が寝るときには使わなかったクッションに気づく。
クッション一個に詰まった滅亡の気持ち。。
ついにドンギョンは大きな賭けに出る。
大事な大事な赤いお守りを千切るドンギョン!
ジナが作家仲間からドンギョンの事を聞いてしまった。
ついに親友の病気を知ったジナは車を飛ばしドンギョンの会社に向かう。
会社の同僚たちも昨日のショックで仕事に手が付かない。
お守りを千切ってすぐにドンギョンは病院に運ばれる。
神は滅亡の世界を訪ね、もう二度とドンギョンに会わないように言う。
これからもドンギョンが死のうが生きようが、そうして会わずに生きていきな、と神は言う。
でも
それが出来る?と念押しする神。
神の意に逆らい、滅亡は自分の世界から出ていく。
それをみて満足そうな神。
本当は滅亡とドンギョンが愛し合うことを望んでいるぽい神。滅亡をどこかに導いているんだとは思うけど。。。
ようやく目が覚めたドンギョン。
もうすぐ午前0時・・。
ロビーに降りていくドンギョンの視線の先には
滅亡だ・・。ついにドンギョンの世界に戻ってきた滅亡。
「来ると思ってた、来ないの我慢できるって思ってた?」
「そうやって隠れてたら探せないとでも?」
「もうわかってるの、あなたが優しいってことも」
自分のお守りを千切ったのは滅亡を呼ぶためだったのね。
「タク・ドンギョン」と初めて名前を呼ぶ滅亡。
そのまま強く彼女を抱きしめる。
ドンギョンは思い返す。自分の人生はいつも不幸な表面とひっくり返らない裏面を彷徨いながら答えを待っていたと。
面接がダメになった時、会社の玄関で待っていてくれたジナ
受験の日、家族総出でで受験の労いを受ける同級生たちがいる中で、ひとり待っていてくれた弟
落ち込んで浜辺で一人いるところを迎えに来てくれた叔母
彼らがいつも自分の名前を呼んでくれてたこと。
滅亡は今まで人間と関わったことが無いからドンギョンに対する気持ちも言葉では言い表せない。
だから名前を呼んで、ただ抱きしめることしか出来ない・・・。
ようやくドンギョンのところに滅亡が来てくれた