Disney+で配信の「ビッグマウス」、早々と完走しました!
2022年 全16話
以下ネタバレありありです!見ていない方はご注意を!そして結構辛口です!お好きだった方はご注意を
最初におすすめ度は・・・☆☆★★★★★【2/7】です!ひょえー低いわっ
スリリングでアッと驚く展開がてんこ盛りでした
「ビッグマウス」という稀代の詐欺師に仕立て上げられた弁護士が巨悪に立ち向かいながら自らの運命と戦う。ビッグマウスとは誰なのか?九川市にはびこる腐敗と闇の真相は?というのがストーリーの軸です。
もともとパッとしない三流弁護士だったチャンホ(イ・ジョンソク)がビッグマウスという犯罪者になりすましていくうちに、カリスマ性もリーダーシップも身につけてしまうというビックリ展開 そのポテンシャルあればとっくに腕ききの弁護士になれただろうに
イ・ジョンソクが〈パッとしない〉役なんてそれこそ無理があるんですが(いろんな意味で。。。)
この「ビッグマウス」が一体誰なのか伏線やらミスリードやらあって、相当引っ張った割に「あんたやったんかいな。。。」となったのでそこでまずガクッ (途中でビッグマウスが個人でなく組織だとようやく気付くニブイ私
)
外の世界でどれだけ幅をきかせてるかが塀の中にも適用される恐ろしい場所、九川刑務所。財閥出身の受刑者たちはやりたい放題、豪華な3食付いて携帯も面会も自由に使える。
財閥受刑者たち・・・。なんなんこの地味すぎるメンツ・・。
なんかこのへんの描写がちょっと飽きてきた感があるわ。韓ドラ多いよね、こういうの。刑務所の中だからこれは不可能だろうと思われることが普通に裏切られるので、途中からファンタジーかと思うほど。何でもあり。
チャンホの妻のミホ(ユナ)も無謀な行動で結局はあの始末。。(高濃度放射能汚染水を大量に浴び、急性白血病になる・・)ものすごく危険な臭いがプンプンしてるとこに、なんの躊躇もなく突っ込んでくのにイライラ。。
危ないと言うとろーが!!と何度も心の中で叫ぶ私
夫婦としてのビジュアルはすごくよかったのになー。(イチャコラシーンはないなんでや
)
解明する前に謎が積み上がって行くタイプのドラマはスリリングですごく面白いけど、回収をちょこちょこしないと設定自体にリアリティを持たせられないし、ミスリードも多めで尻すぼみになる確率高いんよ。。視聴者をビックリさせたいのは理解出来るけどこのドラマはちょっとやりすぎかなーと思った そして何より事件の発端である「ソ教授の論文」の内容が明らかにされない!!最後まで!
肝と違うんやったんかい!
あら、書いてると辛い感想しか出て来ないわね。。ううむ。。
九川市に何十年もの間蔓延っていた政治と影のフィクサーの癒着を断ち切ろうとした九川市長(キム・ジュホン)。その妻で大病院の院長(オク・ジャヨン)。クリーンな夫婦かと思ったらどっちもそこそこで。
関係ないけどこの人の髪型がいつもバサバサでもっと綺麗にしたらいいのにと思っていた
重要な情報提供者の女性(財閥受刑者の妻)のこともどうなったのか。パワパラ夫に殺されたってのにチャンホたちは「連絡が取れなくなって」と結局放置。いろんな出来事が起こってそれどころじゃないのかもしれんが、探さんのかい!大事件やぞ!そして最後までこの事件は追及されず!
チャンホが情けなくて頼りない姿から段々とカリスマ性溢れる詐欺組織のボスになっていく、てのが見どころにしたかったかも知れないが、市民の味方の弁護士だったからね、一応。ミホがあのまま存命なら許したのだろうか。。義賊とも言い難いし。。組織としての「ビッグマウス」の全容も明らかにならなかったし。。警察をはじめ、いろんな職種に影響力がある人物ばかりなのはちらっと分かったが。
イ・ジョンソクはカッコ良かったですよ!やっぱスタイルいいし、刑務所シーンは掃き溜めにツルみたいで😉←言い方(あ、クァク・ドンヨンもいましたわ)
そう、クァク・ドンヨンの使い方も中途半端で、もっと出来る子なのに!と思ったり
不時着のピョ・チス役でブレイクしたヤン・ギョンウォンさんも切れっぷりのいい悪党だったけど、最後仲間ぽくなるの納得いかん過ぎ💦(仲間ではないかもだけど、狙っていた会社グループの代表の座に落ち着いたのは「ビッグマウス」のおかげだし) だってチャンホにどんなヒドイ拷問したか自白剤やらなんやらかんやら薬物で拷問した奴よ?そこはお咎めなし??
こんなラストシーン望んでないし・・・。
「いいビッグマウスになってほしい」と言い遺したミホだけど、突然ボスになったチャンホに組織を率いるなんて出来るのか??
あら?もう辛口しか出て来ないわね 困ったわ。。。
書いている内に☆が2個減りました・・・。もうこの辺で終わりたいと思います・・。たぶんもっと出て来るかと思うし・・。
掴みは面白かったのに振り返れば振り返るほど評価が落ちていく珍しいドラマとの出会いと別れでした