Netflixに「さかなのこ」が来てるよ!とkまさんの情報をキャッチしまして、早速見ました!いやー、よかった!のん、最高!
ネタバレにならないよう気を付けて書きます!
さかなクンの半生を題材とした奇才女優‘’のん‘’によるヒューマンフィクションストーリー
さかなクンの半生を綴った自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!」。私はこの本のことは知らなかったのだけども、いまや知らない人はいないほどの有名人になったさかなクンが、ちょっと変わった子供時代から高校生になりいろんな職に就き今に至るまでを綴ってる本らしいんですが、映画はそっくりこの本に沿って製作されたものではなく、あくまでモチーフ的なオマージュ的な仕上がりになってます。
主演はのん。女優さんですけどこの映画においては性別の特定をして演じてません。映画の冒頭は「男か女かはどうだっていい」みたいなテロップから始まり、女の子ぽい子供時代、高校生になってからは学ラン姿のように性別の壁を越えて(というか映画見てるとほんとどうでもよくなってくる)、「ミー坊」というキャラクターを生き生きと表現してます。
久しぶりにのんの演技を見たけど、ワクワク・うきうき・大好き・楽しい・困った、いろんな感情がほんとストレートに表現されてて目がキラキラしてて、こんな特徴のある役この人以外誰がやるの、て感じでした。ほんとに素敵な女優さん♡
さかなクンはどうやって今のさかなクンになっていったのか?
好きなのものをとことん突き詰められるのはひとつの「稀有な才能」だと思う。それを持ってない人からすると不思議に思われたり時には不快に思われたり理解されなかったりすることもあるかもしれない。この映画のミー坊(さかなクン)はどのようにそれを乗り越えていくんだろうと興味持ちながら見ました。
映画はさかなクンの半生を見ているようでもあり、ミー坊という新しいコミカルなキャラクターを楽しんで見てるようでもあり、さかなクンのことは別にそれほど(さかそれ)、と言う人でもちゃんとエンタメとして楽しめる内容かと思います。
海水浴中に大好きなタコを捕まえた子供のころのミー坊。シュールすぎるこの画 このあとタコは・・・。
おさかな博士になりたいという夢をかなえたミー坊。紆余曲折あっていまのミー坊(さかなクン)になって、そのことをテレビで語るんだけど、そのシーンがなんだか泣けるの・・。子供のころのままのピュアさと情熱を持ち続けることが簡単なことではないともう知ってしまってる私から見るといいなぁ、よかったなぁ、羨ましいなぁ、とそんな気持ちが湧いてくるし、もしミー坊が近くにいたら、あのヤンキーたちのように、お母さんのように、バイトさせてくれた店長のように、きっと応援したくなるしその夢ごと守ってあげたくなると思う。
ぜひぜひたくさんの人に見てほしい映画でした
画像はすべて公式から借りてます。